東濃鉄道バス乗車記「可児多治見~名古屋線」

2022年9月6日

ゆとりーとラインで高蔵寺に到着した後は中央本線、大多線を乗りついで可児にやってきました。

可児駅から明智城まで徒歩で向かう途中、東濃鉄道バスの可児車庫の位置を確認。

可児駅から歩いて30分程かかりました。

可児車庫

東鉄バスに挟まれてJRバスが停車していました。

名古屋行のバスの発車は9時38分。まだかなり時間があるので明智城まで散策をしました。

明智城を見学

明智城大手門

小高い山の上に明智城があり、大手門から桔梗坂とよばれる坂道を登っていきます。

坂を上りきると…

本丸跡や曲輪、土塁などが広がっています。

きれいに整備されていて、見学しやすかったです。

眼下に広がる明智荘

いい景色です。この写真の左端から1キロほど行くと可児車庫があります。

バスの発車まであと20分

早朝の明智城を独り占めし大満足。桔梗坂を下り可児車庫を目指します。

少し急ぎ気味で桔梗坂を下りていると。

気持ちをひきしめます。

大手門から可児車庫までは小走りで。ちょっとゆっくりしすぎました。

可児多治見名古屋線について

可児多治見名古屋線は、可児市の桂が丘、皐ヶ丘、桜ケ丘、多治見市の明和団地や緑台の住宅地と、中央道、名古屋高速経由で栄、名鉄バスセンターを結ぶ近距離高速路線です。

本数は平日が17~18往復。土休日は10~11往復あります。但し一部便は桂ヶ丘三丁目発着。

運賃は可児車庫~栄・名鉄バスセンター間は1090円です。(2020年10月現在)

可児多治見名古屋線

運行会社|東濃鉄道

出発時刻|9:38

乗車区間|可児車庫~名鉄バスセンター

乗車車両|岐阜230あ1831

途中休憩|なし

運賃情報|1090円

可児車庫に着いたのは発車3分前

結構走ったのでなんとか間に合いました。

新宿行の中央ライナー号もここが始発です。

車内はスタンダードな4列シート

車内は近距離高速路線らしく、トイレなしの4列シートが並んでいます。

縦は12列ですが、窮屈ではありません。

可児車庫を出発

9時38分。バスは可児車庫を出発。

右手にさっき走ってきた道と明智城を見ながらバスは快調な滑り出し。

小高い丘を登ったり降りたりしながら、桂ヶ丘、皐ヶ丘、桜ケ丘などの住宅街にこまめに停車していきます。

このあたりは名古屋のベッドタウンとして開発されたのでしょう。

停留所でこまめに乗客を拾います。このバスの前には多治見駅行の名鉄バスが走行。

しばらく前の名鉄バスの後ろをついて走ります。

多治見インターから中央道へ

可児車庫を出発して約40分。多治見インターから中央道に入りようやく高速走行。

高速に入って10分ほどで、中央道桃花台に到着しました。

可児車庫~金岡町四丁目までは乗車専用ですが、桃花台では乗降とも可能になっています。

10時39分、小牧JCTから名古屋高速11号小牧線へ入りました。

しばらく走ると左手には県営名古屋空港(小牧)が見え、訓練中のヘリコプターがちょうど降りてくるところでした。

栄には各方面からの近距離高速路線が集合

10時55分。テレビ塔を右手に見ながら栄に到着しました。実際高速道路に乗っている時間は30分程度でした。

栄周辺では三重交通や名鉄バスの近距離高速路線を多く見かけました。

関西と違って、近距離高速路線が充実しているのが特徴的ですね。

栄で多くの降車があり車内は半数程度に。この先、錦通本町、伏見町でも降車があり車内は私を含めて3名ほどに。

地下鉄の駅やオフィスなどは、この辺りに集中しているので終点まで行く人は少ないことがわかりました。

11時11分。時刻通りに終点名鉄バスセンターに到着しました。

なかなか関西に住んでいると利用する機会がない、東海地方の近距離高速路線ですが、今回は明智城訪問と合わせて乗車することができてよかったです。

名古屋から可児方面はJRや名鉄でアクセスできますが、この路線は可児、多治見の住宅街から直接都心部にアクセスできる便利な路線です。

神姫バスの三田特急や恵比寿快速線がこのタイプですね。

他の近距離高速路線も色々あるので、機会があれば乗車してみたいところです。

知らない土地を通る路線はワクワクしますね~

バス乗り継ぎ