【高速バス乗車記】西日本JRバス|高松エクスプレス神戸1号

2022年9月6日

高松へ行く際に神戸発の「高松エクスプレス神戸号」に乗車してみました。以前は地元大阪発の「高松エクスプレス大阪1号」に乗車しました。神戸発でも大阪発でも大半のルートは同じなので代わり映えはないかもしれませんが、今回はこちらを選択。なぜなら神戸発のほうが大阪発より高松に少しだけ早く到着できるから。以前の高松エクスプレス大阪1号の乗車記もよかったらご覧ください。

高松エクスプレス神戸1号

運行会社|西日本JRバス

出発時刻|6:50

乗車区間|新神戸駅~高松駅高速バスターミナル

乗車車両|神戸200か5403 644-19911

途中休憩|緑パーキングエリア

高松エクスプレス神戸号

高松エクスプレス神戸1号 6:50新神戸駅⇒9:57高松駅高速バスターミナル

運行ルート

最近はこのような図を作るのが好きですね~自己満足です。

新しく購入したパソコンにパワーポイントを入れなかったのですが、趣味用ならGoogleプレゼンテーションで十分ですね。

さて、神戸~高松の区間は西日本JRバス、JR四国バス、四国高速バス、神姫バスの4社連合のほか、高松エクスプレスが運行する「フットバス」の計5社が運行しています。途中、神戸淡路鳴門道の緑パーキングエリアで休憩があります。3時間ちょっとの路線で休憩があるのはありがたいです。

始発列車に乗って早朝の新神戸駅へ

始発電車で三ノ宮に出て、神戸市営地下鉄に乗って新神戸駅にやってきました。新幹線の高架下にバス乗り場があり、淡路島や四国方面のバスがここから出発していきます。

乗車する高松エクスプレス神戸1号

雨が降りしきる中バスの到着を待ちます。新神戸駅は初めて来ました。

「どこから撮るのがいいかな~」と迷っているうちにバスが到着してしまったのでこんな写真です。もうすこしまともに撮影したかった…

神戸200か5403

やってきたのは2019年にデビューした新型エアロエース(644-19911)高松エクスプレス神戸号で導入当初から運用されています。

白色LEDはきれいに写りますね。

車内の様子

改札を済ませて車内に入ります。

車内の様子

車内は後部トイレ付きの4列シートです。私はトイレの横の座席に座りました。やや暖色系の室内灯で落ち着いた雰囲気が出ています。

送風口と読書灯
お手洗い
降車ボタン

降車ボタンは大型の従来からよく見るタイプ。同じ車両でも降車ボタンはバス会社によって色々違いがありますよね。個人的に面白いと感じている部分です。

雨の降りしきる中高松への旅がスタート

6時50分。乗客2人を乗せた高松エクスプレス神戸1号は新神戸駅を出発。前には同時に発車した洲本バスセンター行のNARTOラッピングバスが。

進んでは信号で止まりを繰り返して約10分後。三ノ宮バスターミナルに到着。三ノ宮にはいくつかバス乗り場がありますが、JR系なのでミント神戸のバスターミナルに入ります。

7時05分。三ノ宮からは4名が乗車しました。ほとんどがビジネス客といったところでしょうか。

三ノ宮バスターミナル

まだ早朝にも関わらず多くのバスが各方面に向けて出発していきます。また三ノ宮に到着する近距離高速バスには多くのお客さんが乗車していました。

生田川入口

三ノ宮バスターミナルを出てすぐ、阪神高速3号神戸線の生田川入口が見えてきました。ここから高速道路の旅が始まります。この区間の西行は渋滞のメッカですがこの日はまだ早朝のためか流れは割かしスムーズ。

高架区間のジョイント音が眠気を誘います。

気が付けば垂水ジャンクションのカーブでした。四国方面に進路をとり舞子トンネルに入ります。

舞子トンネル

舞子トンネルの出口に高松エクスプレス神戸号の最終乗車停留所である高速舞子バス停があります。

7時35分。高速舞子からは2名が乗車してきました。コロナ前は淡路、四国方面へ向かう人で賑わっていたバス乗り場も人影がありません。高速舞子が乗車側最後のバス停なので人数は確定。座席は全員がうまくソーシャルディスタンスを保てるようにうまいこと分散されていました。システムで保留をかけてるのでしょうね。

反対側には淡路交通が

神戸方面のバス停には淡路島からの近距離高速バスが頻繁に到着していました。通勤時間帯のためどのバスもたくさんの乗客が乗っています。淡路島はすごく好きな場所です。食べ物がおいしいし、温泉もあってお土産も充実しているし。

一度だけ泊まったホテルニューアワジのお風呂がすごく広くてよかったなぁ。

淡路島といえばまだ私が活動的だった頃に自転車で1周したことがあります。通称「アワイチ」ってやつです。淡路島の北端にある岩屋港から津名、洲本、福良を経由し西海岸を北上する160キロのコースです。特に南側が山岳地帯になっていて足が疲れて上り坂で立ちゴケ(ビンディングがはずれず自転車ごとこけること)したのを覚えています。しんどかったけど達成感がありましたよ!でも

「自転車最近乗ってないな…」

自宅で動態保存されています。

バス旅に戻ります。

高速舞子を発車すると明石海峡大橋を渡ります。この日は雨天のため外は真っ白。風もやや強かったです。

淡路島に入り快適な速度でバスは南下していきます。

大阪と四国方面を結ぶ路線の休憩ポイント、室津パーキング付近では右手に海が見えてきました。このバスは室津パーキングには入らずこの先の緑パーキングで休憩予定です。

緑パーキングエリアで10分間の休憩

新神戸駅から1時間と少しで淡路島内の緑パーキングエリアで8時05分~8時15分まで休憩がとられました。

終点の高松駅到着が9時57分の予定なのでまだ半分以上バス旅を楽しめます。

朝早いので多くの乗客は車内で眠っていました。トイレを済ませて写真を一枚。このパーキングは建屋におしりを向けて停車するスタイルなので前面を撮ろうとすると車道に出なければならないので今回は自重しました。(車道を挟んで奥側でトラックが休んでいたので…)

出発前に運転士さんが乗客をカウント。8時15分に緑パーキングを出発しました。

まもなく四国へ

淡路島南インターを過ぎると大鳴門橋を渡り四国に入ります。鳴門インターから高松道へ進み降車バス停である鳴門西の文字が前面ディスプレイに表示されました。ここから終点の高松駅まで降車バス停が続きます。

鳴門西での降車はなく通過します。雨の高松道は車が少なく順調に走行。

「少し予定より早く着きそうだな~」と車窓を眺め新型エアロエースのエンジン音を堪能。

発進時は重厚な音を出す新型エアロエースですが高速走行になるとほとんどエンジン音が聞こえません。ホント静かです。ま~趣味的には爆音を轟かせて走るのも好きですが。飛行機でいうと787やA350に搭乗して最新の技術と静寂性に感動しつつも737-500やJT9Dエンジンが恋しくなるようなものですね。

高速引田の案内放送が流れると降車ボタンが押されます。四国~関西を結ぶ路線に乗るといつも思うのですが、高松道上のバス停の利用客がそこそこ多いなという印象です。高松方面へ行くときも乗車時はそこそこ乗っていても終点になると数名しかいない、ということがよくあります。

高速引田や高速大内、高速志度の順に停車していきます。高速三木を過ぎると右手に高松市街が見えてきました。

高松中央インター

バスは高松中央インターで一般道へ出ます。料金所のETCレーンを通過。ちょうど高松中央の表示を収めることができました。

インターを出るとすぐに高松中央インターバスターミナルに到着。ここでも降車がありました。

この先ゆめタウン高松、栗林公園前、県庁通り、高松駅高速バスターミナルの順に停車していきます。

フロントガラスには雨粒が。

バスは9時43分に終点の高松駅高速バスターミナルに到着しました。

全体を通して道中は順調に走行し、高松駅には少し早着となりました。運転士さんお疲れさまでした。

この後はお気に入りの植田うどんでかけうどんを食べるべく、雨の中を歩いていきました。

全員降車すると回送表示に切り替わった