四国高速バス|「さぬきエクスプレス丸亀大阪号」乗車記 丸亀から大阪
四国高速バス「さぬきエクスプレス丸亀大阪号」丸亀駅(13:17)→OCAT
香川県の「丸亀・善通寺」と「神戸・大阪」を結ぶ路線に乗車しました。
こちらの路線は「四国高速バス」が単独で1日8往復運行しています。
全便独立3列シートの車両が使用されているのが特徴です。
香川県の西部「丸亀」や「善通寺」から神戸大阪までダイレクトに結んでいます。
JR丸亀駅前

事前に発車オーライネットで予約していたので直接乗り場に行くだけなのでゆったり丸亀城を観光。石垣を眺めていると現地の年配の方に話しかけていただき、そこから丸亀や四国の歴史についてや、西日本豪雨で崩壊した石垣の状況等色々な話を聞かせていただきました。おかげで楽しい丸亀城観光の時間を過ごすことが出来、本当に感謝しています。
さて、13時17分のバスに乗車するためJR丸亀駅にやって来るとまだ発車時刻の15分以上前でしたが既に四国高速バスのセレガが停車していました。
まだ改札は始まっていないようです。

こちらの乗り場から出発する高速バスは四国高速バスの神戸大阪線と横浜・東京、福岡、名古屋への夜行便のみです。
車両について

乗車する車両は2018年式のセレガHDで、後部トイレ付の3列シート車です。
JR四国バスの「観音寺エクスプレス」が4列車であるのに対してこちらは3列&新車ということであれば積極的に選びたい路線ですね。とは言ってもお互いの路線がうまく棲み分けされているので結局はその時々で便利な方を選ぶのですが・・・


車内はこのようにグレーの3列シートが並んでいて、フットレストも装備されています。床面は赤色となっています。
同時期に導入された車両にはシートが赤色、床面がグレーのバージョンもあるようです。



途中休憩
この路線は途中淡路島の「室津PA」で少しの休憩があります。

乗車当日の状況
13:17 丸亀駅発車
素晴らしい秋晴れ。これから始まるバスの旅にワクワクしてきます。
丸亀駅からは5名程が乗車し定刻に発車。「丸亀競技場」は通過し「善通寺BT」で多くの乗車がありました。連休終わりの翌日だったからでしょうか、見送りに多くの人が来ていたのが印象的でした。
善通寺ICから高松道に入ってほどなくして「高速丸亀」に停車。2名乗車があり車内は9割ほど埋まる盛況ぶり。
乗務員氏より到着時刻の案内や車内事故防止の放送、また体調不良の時は我慢せず乗務員に知らせて欲しいといった内容の案内がありました。どうやらこの日の別便の車内で急病人が発生したとのこと。
心地よいエンジンサウンドと高速走行の揺れでウトウトしたり目が覚めたりを繰り返しているうちにバスは高松道を東へ進んでゆきます。

大鳴門橋を渡りました。渦潮はありませんでしたが美しい景色に見入ってしまいました。
淡路島に入ってしばらくすると室津PAで10分程度の休憩がとられました
15:14〜15:22室津PA

到着した時は他のバスはいませんでしたが発車前に西日本JRバスの「高松エクスプレス大阪号」がやってきました。
「室津PA」を出発して15分程で明石海峡大橋を渡り「高速舞子」に停車。ここで3名下車。このあと第二神明から阪神高速3号神戸線へ入って三ノ宮に向かうのが正規ルートですが、阪神高速3号神戸線が渋滞のため7号北神戸線ー新神戸トンネル経由へと迂回。
16:08 三ノ宮バスターミナル
ミント神戸下の三ノ宮バスターミナルにはほぼ定刻で到着。ここで5名程が降車しました。
三ノ宮からはハーバーウェイー六甲アイランドー5号湾岸線~大阪港線のルートで港町BT(OCAT)へと向かいます。ハーバーウェイの摩耶埠頭入口付近と大阪港線の天保山JCT-環状線が混雑していて遅れが出始めます。
渋滞でノロノロが続きますが、日が暮れてきて夕日に照らされた海やビル群を見ながらのんびり過ごせました。
途中期間限定の御堂筋のイルミネーションも見ることが出来ました。
17:18 OCAT
OCATには25分遅れで到着。本来は梅田まで乗車予定でしたがこの後の予定が詰まっていたのでこちらで下車しました。

初めての四国高速バスはとても快適に過ごすことが出来いい旅となりました。
そういえばブランケットも用意されていて、慣れている人は前方の棚の上から自分でとっていました。
関西と香川を結ぶ路線は数多くありますが、3列のこちらの路線は当然今後も選択肢として挙がります。また利用します。
路線名 | さぬきエクスプレス丸亀大阪号 |
運行会社 | 四国高速バス |
乗車区間 | JR丸亀駅前→OCAT |
乗車車両 | 香川230あ3082 |
乗車日 | 2019年10月 |
その他 | 3列シート トイレ付 休憩:室津PA |