三重交通の忍者ライナーと路線バスで大阪から名張へ(2012年乗車分)

2023年2月15日

三重交通は大阪から伊賀への高速バス「忍者ライナー」を運行しています。現在は土休日のみ4往復運転されていて、平日は運休となっています。私が乗車したのは2012年の10月。当時は平日も運転されていました。

「名阪国道を通る高速バスに乗車してみたい」という思いつきで乗車したのを覚えています。

忍者ライナー乗車記(新大阪→伊賀上野)

三重交通 忍者ライナー 2012/10 新大阪駅北口→上野産業会館(現上野市駅)

平日の昼間の新大阪駅北口。神姫バスの新大阪三田線が出ている場所と同じところから出発します。

新大阪駅からの乗車は私だけだったと思います。当時は三重交通と近鉄バスの共同運行でしたが、現在は三重交通の単独運行となっています。

公式HP上は大阪駅前となっていますが車内表示は「梅田」

新大阪駅を出たバスは近鉄高速バスが発着する大阪駅前(東梅田)バス停へ

ここからは数名の乗車がありました。

大阪駅前を出た後は阪神高速環状線~阪神高速松原線~西名阪道へと進んで行きます。

天理インターを過ぎると一般国道である名阪国道へ。天理東インター付近から急こう配の上り坂をグングン登って行きます。数カ所あるΩカーブもクリアしていきます。上り坂がひと段落ししばらくすると針インターに到着です。道の駅針T.R.S駐車場内にあるバス停で客扱い。

出発するとバスは再び名阪国道を名古屋方面へ。

名阪国道にあるバスストップ、国道山添に停車しさらに名古屋方面へ進みます。現在は国道大内にも停車するようです。このあたりから道路も直線が多い区間となり、周辺も企業の工場などが目立つように。上野市街に最も近い上野インターで流出。

上野市内に入り桑町、銀座4丁目に停車。そのあと上野産業会館に到着し私はここで下車しました。

専用塗装のセレガR

バスは終点の三交上野車庫へ向けて走り去って行きます。

上野市駅前が整備される直前だったので上野産業会館前の路上で降車となりました。かつて三重交通は上野産業会館という複合商業施設の中にバスターミナルを設けていました。昭和32年に建てられかなり老朽化が進んでいたこと、上野市駅前の再開発整備事業でハイトピア伊賀が出来ることとなり、上野産業会館にあった商工会議所や商業施設、バスターミナルは全てハイトピア伊賀に移動することとなりました。当時の上野産業会館の写真はこちらです↓

解体前の上野産業会館

既に解体工事が始まっていましたが、この建物の1階部分が三重交通のバスターミナルとなっていて、白いビニール囲いがある部分にバスが発着していました。

上野名張線乗車記

三重交通 (71)上野名張線 2012/10 上野産業会館→名張駅前

上野産業会館に到着した後、「せっかく来たのだから三重交通の路線バスにも乗車しよう」ということで名張駅までの71系統、上野名張線に乗車することにしました。

この路線は伊賀上野から国道368号線を南下して名張駅前に向かう路線です。乗車した時は数名程度の乗車でした。ただ単に国道を通るだけでなく、途中国道を外れて集落の中を進んで行くのが印象的でした。

自動券売機で乗車券を購入
都市部ではほぼ見かけないツーステップバスの座席配置

バスは名張市入り近鉄大阪線が見えてくると西に進路を変え線路沿いに進みます。通過する近鉄特急を眺めていると終点の名張駅前に到着しました。もう夕方だったので私はここから近鉄で帰路につきました。早い時間ならここから赤目四十八滝や青連寺湖方面へのバス旅もよさそうです。

回送表示となった上野名張線

乗車データ

路線名忍者ライナー
運行会社三重交通
乗車区間新大阪駅北口→上野産業会館
乗車車両三重200か424 6210 専用ラッピング
路線名上野名張線
運行会社三重交通
乗車区間上野産業会館→名張駅前
乗車車両三重200か66 1219