阪急バス 加島線廃止

2023年2月15日

大阪駅前でいつも見ていた日常の一コマが一つ消えてしまうことになりました。

阪急バスの加島線が2020年7月19日(日)の運行を最後に廃止されます。

18十三・三津屋経由加島駅前行

梅田(大阪駅)から十三を経由してJR東西線加島駅まで結ぶ路線で、大阪シティバスの97系統とほぼ平行しています。過去は阪急塚口駅まで運転されていて、本数も1990年代前半は6分間隔で走っていたほど過密路線でした。JR東西線が開業すると乗客も減り始め、減便が繰り返され加島~阪急塚口間も廃止されてしまいます。

2018年のダイヤ改正では概ね40分間隔となり、2020年7月ついに路線廃止となってしまいました。それと同時に阪急バスの加島出張所も閉鎖されることとなり、一時代に幕を下ろすことになりました。

晩年の加島線は97系統と路線が重複しているため、乗客はほとんど大阪シティバスのほうを利用していたように見えました。

また加島駅発場面では大阪シティバスの大阪駅行が出て数分後に阪急バスの加島線が発車するため、多くの人は大阪シティバスに乗車し加島線はガラガラというような状態でした。

加島線は大阪駅JR高速バスターミナルに乗り入れていた唯一の阪急バスで、当たり前だった景色ももう見ることがないと思うと寂しくなりますね。

撮影日 2020年7月18日(土)