【路線バス乗車記】心斎橋大丸前〜大阪駅(御堂筋線/大阪バス)

2022年9月6日

大阪バスの一般路線バスは今まで大阪府の東大阪市や八尾市内をメインに運行していましたが、2020年3月29日より、大阪市内完結の新路線「御堂筋線」の運行を開始しました。

御堂筋線は大阪駅から心斎橋大丸前と大阪城ホテルニューオータニを結ぶ2系統が設定されました。大阪駅〜心斎橋大丸前間は途中停留所はなく速達性を確保しています。

運転本数と大阪駅ののりば

運行本数は大阪駅〜心斎橋大丸前間が平日27往復、土休日33往復。

大阪駅〜大阪城ホテルニューオータニ間は平日6往復、土休日12往復となっています。

大阪駅の停留所は桜橋口のガード下。エキマルシェの前辺りになります。ニュースター号ののりば(ALBi前)とは道路を挟んで反対側になります。

心斎橋から大阪駅間をノンストップで結ぶ御堂筋線

コロナによる緊急事態宣言が解除され、街は少しずつ賑わいをとりもどしている中、心斎橋大丸前にやってきました。大丸の入り口では体温測定や手指消毒のため係員が配置されていていました。

大阪バスの心斎橋大丸前バス停は、大丸百貨店の真正面の御堂筋に設置されています。バス停の表示があるにもかかわらず客待ちのタクシーがバス停を埋めていて、到着したバスは御堂筋の側道上で客扱いをしなければならないのは少し危険だと思いました。後ろからバイクとかがこなければいいのですが。

私が到着したのは12時10分。ちょうど乗る予定の1本前の大阪駅行きが発車していったところでした。

バス停でなんば方面に向かう大阪シティバスを観察しているとすぐに乗車する12時20分発の大阪駅行きがやってきました。やってきたのは三菱ふそうのエアロスター(QPG-MP38FK)でした。

道頓堀を渡ります

乗客は私以外はおらず貸切に、御堂筋を南下し近鉄前で右折し西進。OCATの手前で直ぐに右折し四つ橋筋を北上します。

OCATから大阪駅へ向かう高速バスも並走しました。こちらも途中停留所がないためどことなく高速バスに乗っているような雰囲気を感じました。お洒落エリアの堀江やビジネス街を横目に車窓を眺めているとあっという間に堂島付近へ。

「堂島ロールってまだあるのかな〜」なんてことを考えていました。御堂筋線は桜橋の交差点を直進。ヒルトンやマルビルの間を抜け大阪駅前に一旦出ます。ここで御堂筋線は左折します。ハービス大阪を発着するリムジンバスや高速バスを左手に見ながら西進。

阪神高速池田線の高架下をくぐり、梅田2西交差点を右折。そのまま梅田貨物線の踏切前を右折し大阪駅の北側からアプローチする形に。正面に大阪駅JR高速バスターミナルが見え、まもなく大阪駅に到着となりました。所要時間は20分ほどでした。

到着したバスは12時45分発の大阪城ホテルニューオータニ行きとなって発車時刻を待っていました。

おそらく大阪駅付近に宿泊するインバウンド旅客をターゲットとした路線だと思うのですがコロナ禍で出鼻をくじかれてしまった印象です。大型車両をこの路線のために6台用意したそうですし、運行を続けてほしいところです。インバウンドだけでなく大阪から心斎橋の移動に結構使える路線だと思いますがね。地下鉄は乗り場まで遠いですし。

乗車データ

路線名御堂筋線
運行会社大阪バス
乗車区間心斎橋大丸前
乗車車両大阪230い68 三菱ふそうQPG-MP38FK
その他ノンステップバス