【100円ノンストップシャトルバス】大阪バス「俊徳道駅近畿大学線」は地元民にも便利だった

2022年9月6日

2020年8月24日に運行を開始した、大阪バスの「俊徳道駅近畿大学線」を見てきました。

俊徳道駅は、近鉄大阪線とJRおおさか東線の接続駅です。

駅前ロータリーが2019年に完成し、同路線はこのロータリーを使用します。

近畿大学へのアクセスは、近鉄大阪線の長瀬駅から徒歩、近鉄奈良線八戸ノ里駅から近鉄バスを利用する方法がメインです。

昔は俊徳道駅から自転車で通学する学生も結構いたと記憶しています。

ちなみに、JRおおさか東線にJR長瀬という駅がありますが、こちらは近畿大学までかなり遠いです。

しかし、「俊徳道駅近畿大学線」の開業でJRおおさか東線を利用する近畿大学の学生のアクセス向上につながるのではないでしょうか。

この先、新たな通学路線として定着するでしょうか。

俊徳道駅から近畿大学までノンストップ

この路線の特徴は何といってもノンストップで運行されることです。

俊徳道駅から近畿大学まで約15分、運賃は100円とリーズナブルです。

近畿大学側の停留所は東門前。近鉄バスの八戸ノ里方面への路線と同じ場所に到着します。

近畿大学東門は東大阪キャンパスのちょうど中心になります。

正門は近鉄長瀬駅側の西門になるのですが、バス停のある東門からさらに東側にもキャンパスやクラブセンター、近大付属高校等が広がっています。

学部によっては近鉄長瀬駅からかなり歩かされるので…

Paypay支払いにも対応

QRコード決済(Paypay)に対応しています。QRコードは運賃箱と運転席後ろに設置されています。

決済は必ず運転士に見せながら行ってください。

俊徳道駅前で観察

時刻表を見てみると、朝7時台から18時台まで毎時3~4本あり、結構な本数が確保されています。

「学生用の路線かな」と思っていましたが、案外地元のおばあちゃんや、子育て中のママさんと幼児も利用していました。

地域内で通院やちょっとした用事に使われているようですね。運賃も100円なので気軽に乗れます。

近畿大学から到着した大阪バス

同路線には大型の日野ブルーリボンが使用されています。

ロータリーは近鉄とJRに挟まれた場所にあります。バス停はロータリーのややJR寄りに設置されています。

近畿大学の公式ページに掲載

この路線は近畿大学の公式ページにも「JR俊徳道駅からの経路」として紹介されています。

高速バスのイメージが強い大阪バスですが、東大阪市、八尾市、大阪市内への一般路線バスを展開しています。末永く地域に愛される路線に育ってほしいものです。