金剛バス 太子線(喜志駅前→上ノ太子駅前)

路線 太子線

運行 金剛バス

区間 喜志駅前(11:15)→上ノ太子駅前(11:33)

所要 18分

富田林市などの南河内を中心に運行している金剛バス。

今回は喜志駅と上ノ太子駅を結ぶ路線に乗車しました。

喜志駅は大阪府富田林市にある近鉄長野線の駅で、大阪阿部野橋から準急で約30分の場所にあります。

周辺にはニュータウンに加えて大阪芸術大学や上宮太子高校があり、富田林市で最も乗降の多い駅となっています。

喜志駅からは近鉄バスがさつき野センター北まで路線バスを運行。金剛バスは喜志循環線、阪南線、太子線の3路線が発着しています。

車内に乗り込むと5名ほどがすでに乗車。出発時刻になりバスは発車しました。

喜志駅を出発したバスは府道32号線(美原太子線)を東へ進みます。河南橋で石川を渡るとのどかな風景が広がります。

信号が少ないのでバスのエンジン音が車内に響き渡り、地元のバスですが遠くへきたかのような雰囲気を味わうことができます。

聖徳太子御廟前、用名天皇陵前など歴史的なバス停を過ぎバスは太子町役場前に到着。

ここで喜志駅前から乗車していた乗客は全員降車しました。

さて金剛バスは12月20日をもって事業廃止が発表されています。現在の路線は近鉄バス、南海バス、自治体運行のバスによりある程度は存続されるようですが、一部廃止となる区間もあります。

この太子線も、喜志駅発着の喜志循環線と統合することとなり、事業廃止後は廃止されることが決まっています。

太子町役場を出たバスは、平和町、春日、松の木保育園前で乗客を乗せ終点の上ノ太子駅に定刻で到着しました。

上ノ太子駅に到着したバスは、すぐに次の行先を表示して乗客を待ちます。

平日の日中でもそれなりに利用者があり、お年寄りやお身体の不自由な方にとってはなくてはならない路線だと感じました。運転士不足は日本中でも問題となっていて、悲しいかなこのような流れは歯止めがきかなくなってきています。

次回は上ノ太子駅から平石方面の路線に乗ってみようと思います。

ではまた。