2021年冬の新コレクション「ザ・バスコレクション」

2022年3月3日

前回の記事で「ザ・バスコレクション第24弾」の福島交通と立川バスを紹介しました。

2021年最初のコレクションは、「第24弾」「第27弾」「第28弾」「バスタ新宿」「都バススペシャル」をバラでそれぞれ2台ずつ計10台導入しました。

昨年末の保有台数が15台。今回購入した分を加えてコレクション数は25台になりました。

そろそろ保管場所を作っていかなければならないですね。どこまで増えるのか、はたまた途中で飽きるのかわかりませんがお付き合いください。

ザ・バスコレクション第24弾

■福島交通 三菱ふそうMS7 エアロバス [福島22か2054]

■立川バス 三菱ふそうMS7 エアロバス [多摩22か4071]

前回紹介した記事と重複にはなりますが、第24弾は福島交通と立川バスの三菱ふそうMS7系エアロバスが当たりました。

どちらも空港連絡バスで活躍し、福島交通の方は2020年現在も現役というので驚きです。

ザ・バスコレクション 第27弾

第27弾からはこちらの2台です。

■はとバス いすゞガーラSHD[品川230あ962]962

第27弾は日野セレガ、いすゞガーラのスーパーハイデッカー、日野ブルーリボンのRU638BBハイデッカーが入っています。どれも欲しい事業者だったので何が当たってもよかったのですが、一番目立つ、はとバスのいすゞガーラスーパーハイデッカーが当たりました。モデルとなった車両は962号車で、2009年式の車両で、排ガス規制はPKG代の車両となっています。前面黄色ベースの塗装はバスコレでもひときわ目立ちますね。[HATO BUS]の文字がとても力強いデザインとなっています。はとバスのスーパーハイデッカーに乗って、東京をめぐってみたいものですね。2021年中に乗れるかな。

■JRバス関東 日野ブルーリボン(RU638BB)[千葉22か3035]H657-88401

2台目はジェイアールバス関東の日野ブルーリボン(RU638BB)です。ONライナーは埼玉県の大宮と成田空港を結ぶ路線で1989年に路線開業しました。開業当初に新車として導入し、ONライナー専用塗装を纏いっています。担当は八日市場支店で、千葉ナンバーとなっています。車内後部にはトイレが設置されています。空調装置は直結式で、後部にはバックモニターも設置されていますね。日野ブルーリボンはこの世代からハイデッカー車が登場。側面の車体フォルムはこの後の初代セレガへとつながるデザインとなっていますね。前面の方向幕は[成田空港]側面は[大宮駅⇔成田空港]となっています。ジェイアールバス関東は2009年にONライナーの運行から撤退してしまうのですが、現在も東武バスウエスト、西武バス、国際興業、京成バス、千葉交通によって運行が続けられています。

ザ・バスコレクション 第28弾

第28弾はこの2台が入っていました。

京都市交通局の日野HIMRと北海道中央バスの日野ブルーリボンシティハイブリッドでした。

■北海道中央バス 日野ブルーリボンシティハイブリッド[札幌200か3347]

石狩営業所で活躍する2012年式の車両です。屋根上の蓄電池カバー前面と車体後部側面、後部に「Hybrid」屋根上カバー側面はカタカナで「ハイブリッド」と書かれています。運転席下と後部左側には標準仕様ノンステップバスのステッカー(緑色)が貼られています。行先は[石狩]となっていますが経由が読み取れないのでどの路線なのかはわかりませんでした。札幌~石狩間の路線などで活躍しています。

■京都市交通局 日野ブルーリボンHIMR[京都22か6423]6423

京都市交通局の日野HIMR(ディーゼル電気ハイブリッドバス)です。モデルの車両は梅津営業所の6423号車。1996年式で、2016年まで京都市内を走り回っていました。行先方向幕は[四条烏丸 京都駅 26]です。26系統は山越と京都駅を結ぶ路線です。途中、四条烏丸、西大路四条、北野白梅町、御室仁和寺を経由します。本数は朝夕は1時間に4~5本、データイムや土休日は3本です。関西のツーステップ車らしく、前後扉です。車内は赤色のシートが並んでいます。4面とも低公害を表す水色のステッカーが貼られていますが、非公式側のみ、地球にやさしいHIMRディーゼル電気ハイブリッドバスと書かれています。ヘッドライトは角目ですね~。

ザ・バスコレクション 都バススペシャル

2020年12月に発売されたザ・バスコレクション都バススペシャルをバラで2台購入しました。

■東京都交通局 いすゞキュービック[足立22か3752]R-V517

都バススペシャル一つ目は、いすゞキュービックです。

車両は臨海自動車営業所のR-V517号車で、1989年に導入されました。

行先方向幕は[錦25 葛西駅]となっています。同路線は錦糸町駅~亀戸駅通り~京葉交差点~船堀駅~三角~葛西駅を結ぶ比較的長い路線です。錦糸町駅を出ると京葉道路を東へ進み、京葉交差点から南下して葛西駅へ至ります。モデルとなったキュービックが活躍していた時代に比べて、現在本数は増えているようで、朝ラッシュは6分間隔、日中でも1時間に7本と高頻度で運行されています。実際に乗車したことがないのであまり多くは語れませんが、都バスの中でも有数の成長路線のようです。バスコレをきっかけに、モデルとなった路線を実際に巡ってみたいものです。

■東京都交通局 富士重工業7E[練馬22か6750]F-B602

二つ目は日産ディーゼルと富士重工業7Eの組み合わせのF-B602号車です。

1995年に新製配置され練馬営業所管内で活躍した後、平成20年に除籍されました。

行先は[白61 目白駅・練馬車庫]低公害を表す、東京都環境局のマスコット「エコツムリ」のステッカーが貼られています。エコツムリステッカーは平成18年頃から剥がされ、その後は「みんくる」が登場し、車体に貼られるようになりました。

モデルとなった白61系統は、新宿駅西口~曙橋~ホテル椿山山荘東京~目白駅~練馬車庫~練馬駅を結ぶ路線です。新宿駅西口から目白駅間は山手線の内側へのアクセスを担い、目白駅~練馬駅間は目白駅から外側へのアクセスと担います。

都バススペシャルを2台だけ購入しましたが、眺めていると結構精巧にできているなと思いました。

結局1ボックス欲しくなる羽目に…

ザ・バスコレクション バスタ新宿

続いてはバスタ新宿編です。こちらは2019年9月に発売されたシリーズです。

こちらもバラで2台購入しました。

■茨城交通 三菱ふそうエアロエース[水戸200か1706]

茨城交通のエアロエースです。モデルとなった1706号車は2016年式の車両で排ガス規制はQTG代となります。太田営業所所属の車両で、太子、常陸大宮、常陸太田~バスタ新宿の路線に投入されています。

バスコレの行先は[上野駅経由バスタ新宿

車体4面に印字されている「IBARAKI KOTSU」の社名がかっこいいですね!太子、大宮、常陸太田~バスタ新宿線の特徴の一つに、八潮パーキングでつくばエクスプレスに乗継ぐ要望があれば、停車してくれるようです。おそらく都心部の渋滞が激しい時に、かなり重宝される取り扱いなのではないでしょうか。八潮パーキングから八潮駅は徒歩でアクセスが可能。東名の用賀パーキングも同じような扱いをしていたように思います。なお1706号車には2020年に那珂市ラッピングが施されています。

■フジエクスプレス 日野セレガ[品川230あ1411]T1411

続いてはフジエクスプレスの日野セレガです。富士急グループのフジエクスプレスは東京都港区を拠点に路線バス、高速バス、貸切バスの運行を行っています。モデルとなったT1411号車は東京営業所所属の2014年式車両。中央高速バスの各線で活躍しています。バスコレには富士五湖線の[山中湖・平野]行が再現されています。車体側面には富士山をイメージしたデザインとなっていて、セレガの車体とよく似合っています。側面LED横の赤い富士山の絵に「Q」の文字で富士急と読むのもなかなか面白いですね。側面と背面に「富士急行」と書かれていて、後部にフジエクスプレスと小さく書かれています。そして全ての面に青文字で「Resort Express」と書かれています。中央高速バスもそのうち乗車してみたい路線の一つです。

今回は様々なシリーズのバスコレを2台ずつ紹介しました。緊急事態宣言発令中で運休が続くバス業界。

今はなかなかバスに乗って旅に出れないので、家でバスコレを眺めつつ、次はどの路線に乗ろうかなと考えています。

福島交通エリアや茨城交通エリアは個人的に未開の地なので、機会があればギャラクシー号に乗って訪問してみたいです。