【ウィラー乗車記】WILLER EXPRESS W807便(名古屋→大阪)

2022年9月6日

名古屋駅から大阪への帰りは、人生初ウィラーに乗車します。

名古屋駅前の地下「エスカ」で味噌煮込みうどんを食べ、ビックカメラ前のバス停へ向かいます。

概要

W807便

運行会社|WILLER EXPRESS

出発時刻|12:30

乗車区間|名古屋駅太閤通口→なんばOCAT

乗車車両|堺200か459

途中休憩|甲南パーキング

運賃情報|1500円

ウィラーの大阪~名古屋間は夜行便も含めると1日17往復程度設定がありますが、新型コロナウイルスの影響で減便が実施されていました。乗車当日は12月の下旬。

この日は1日2便のみ運行されていました。

WILLER EXPRESS大阪営業所と名古屋営業所がこの路線の担当ですが、乗車したW807便は大阪営業所の担当便となります。

W807便 乗車レポート

ビックカメラ前にWILLER EXPRESS の名古屋駅太閤通口バス停があります。

大阪バスグループのニュースター号や、神姫観光バスのLIMON号と共用のバス停となります。

12時20分発の大阪バス、名古屋特急ニュースター号を見送ると乗り場には長蛇の列ができていました。

正直こんなに乗客が集まるとは思っておらず、ウィラーが若い世代に支持されていることを目の当たりにした次第です。

「これは満席だな…」

客層はやはり10代~20代がメインです。あとは家族連れや私より年配の男性、ラテン系の外国の方などが乗車されていました。

乗車車両

バスが到着するとベストを着たポーターさんがトランクに荷物を入れていきます。

乗務員氏は若そうに見えましたが、非常に物腰が柔らかな丁寧な方でした。

乗務員氏に名前を告げるとタブレット端末で確認し、座席番号を伝えられました。

また乗車時に検温と手指消毒も行います。

乗り場はエスカの出口に直結しています

座席は4番D席だったと思います。すでに通路側に先客がいたので、申し訳ない気持ちを出して自席に着席します。

ざっと車内を見渡してみると男女比は半々くらいで、車両前方に男性、後方に女性が固められていました。

このあたりも女性に支持されている部分なのでしょうか。

男性からしても気楽といえば気楽ですね。

車内の様子

座席配置はスタンダードな4列シートでトイレはありません。

シートデザインはコーポレートカラーのピンクがあしらわれています。

各座席にはカノピーと呼ばれる女性に嬉しい顔隠しカバーがついています。夜行便では重宝しそうですが、昼行便でかつ私のような中年のおっさんには必要ありませんでした。

また座席にはヘッドレストが設置されていて、自由に上下に調節できます。

そして隣席との仕切りは大型の仕切り板が設置されています。すこし窮屈に感じますが、隣の人が気にならなず、少し個室感がありました。

座ってみるとこれらの設備がなかなか快適で、座り心地もなかなかいいなと思いました。

ご覧のように大型の座席です。

チェック柄の高級感があるカーテンと、エアロエースのエアコン吹き出し口。

降車ボタンはこのユニットに一体化されています。あまり使用されることはなさそうですね。

名古屋駅を出発

名古屋駅を出発後、乗務員氏から肉声放送があり到着時刻や車内での注意事項が伝達されました。

また車内の換気機能向上のため、前方カーテンを閉めて運行すると案内がありました。

これは閉じる意味があるのか疑問でした。

まあ乗務員側の感染防止対策にもなりますしね。

12時43分に名古屋高速烏森ランプから高速道路を走行します。

その後名古屋西料金所から東名阪道へ入り大阪へ向かいます。

12時56分、木曽川、長良川を過ぎると右前方に雪化粧した御在所岳が見えてまいりました。

バスはこの後新名神を通るので、あのあたりを走行します。

四日市ジャンクションから新名神へ入ると、先ほど見えていた御在所岳や鈴鹿山脈が目の前に近づいてきました。

この後鈴鹿トンネルを抜け、鈴鹿山脈の反対側へ出ることになります。

甲南パーキングで途中休憩

13時41分、バスは新名神の甲南パーキングエリアに到着しました。

ここで約30分間の休憩がとられます。結構長めに休憩がとられるのですね。

トイレ休憩に食事をしても十分ゆとりがありますね。

私はトイレを済ませた後、名古屋駅で買った藤田屋のあん巻きをベンチでいただくことに。

「おいし♪」

チーズあんまきが大好物です!

あんまきを食べた後はバス撮影を行いました。

名古屋駅を先に出発した大阪バスと並びました
大阪バスは先に出発

14時10分に甲南パーキングを出発

14時10分になり、乗務員氏が人数確認を行い全員集合を確認してからバスは出発します。

バス出発前に営業所に出発する旨の報告を行っていました。

バスは再び新名神、名神高速へと進んでいきます。

14時54分、バスは名神大山崎付近を走行中です。OCATの到着予定は16時ちょうど。

いいペースでここまで来ています。

15時13分、バスは豊中JCTから阪神高速池田線に入っていきます。

豊中インター料金所

阪神高速の加島ランプ付近で事故のため、名神から阪神高速への合流で渋滞が発生していました。

阪神高速に合流後渋滞は解消し、15時35分に梅田ランプから一般道へ流出。

梅田貨物線の踏切を渡り、ウィラーバスターミナル大阪梅田がある新梅田シティ方面へ。

どうでもいいですが、ウィラーって入力しようとすると、ウィーラーになってしまいます。

楽天~巨人で活躍している助っ人ですね。

15時38分、ウィラーバスターミナル大阪梅田に到着です。ここで半数以上の乗客が降車しました。

ターミナルに他のバスはおらず、閑散としていました。

バスは再びOCATへ向けて出発。JRバス系などは大阪駅~OCATへは梅田ランプから阪神高速を使うことが多いですが、この便はウィラーバスターミナル大阪梅田を出た後、なにわ筋を南下していきます。

なにわ筋を走る高速バスも珍しい気がします。私は初めて体験しました。

16時13分、バスは終点のなんばOCATに到着しました。

今回はWILLER EXPRESSに初めて乗車してみました。

個人的に少し抵抗があったWILLER EXPRESSですが、利用してみると普通の高速バスといった感じですね。

混雑していたので、途中休憩で通路側の方に声をかけて通してもらうのが申し訳なかったですが、これくらいの所要時間なら許容範囲内です。

夜行便で乗りたいかと言われると、私のような中年にとっては少しきついかもしれません。

通路側が指定出来たらいいのですがね~

以上ウィラーエクスプレスの乗車記でした。

2020年の乗りバスはこれが最後です。