【続日本100名城】天下人三好長慶の居城「飯盛城」限定版御城印

2023年3月1日

続日本100名城の飯盛城に登ってきました。

日本有数の山城で石垣も多用されている非常に見ごたえがあるお城です。

登城ルートは複数あるのでアクセス手段に合わせて

登城ルートはいくつかあるのですが、公共交通機関で城めぐりをしている私はJR野崎駅から野崎城を経由して登りました。

野崎城までの記事はこちらです。

野崎城から飯盛山方面へ進んでいきます。途中いくつか分岐があり、飯盛山への所要時間などが書かれています。初めての登城だったのでゆるやかそうな七曲りコースを選択しました。

JR野崎駅から飯盛山までの所要時間は約90分とされています。

岩の間をぬけてゆく
のぼりが所どころに立っているので安心です

南北に700メートルもある飯盛城

息をきらせながら七曲りコースをなんとか登りきりました。飯盛城は南北に縦長で700メートルもの規模があります。ところどころに石垣があり、いよいよ城の雰囲気がしてきました。

虎口

ついに虎口が現れました。飯盛城の入口です。

千畳敷郭

虎口から城内に入ると千畳敷郭と呼ばれる曲輪が広がります。飯盛城の南側に広がる最大の曲輪で、発掘調査の結果皿や器が出土していることから、居住スペースがあったと考えられています。長慶もここで茶会を開催していたのでしょう。

土橋

南側の千畳敷郭と北側の高櫓郭の間には堀切と土橋があります。ここで仕切られていることから、ここから北側は防御空間であったと考えられています。

土橋の左右は堀切になっているので通行する際は滑落しないよう要注意です。敵の足止めをするための遺構が今なお現存しています。

大阪平野の眺め

土橋を渡ると高櫓郭、本郭、三本松丸、御体塚郭を中心に左右に曲輪群が広がっています。

本郭からの眺望は素晴らしく、北は山城方面、南は河内方面を見渡すことができます。長慶が居城を移す前に住んでいた芥川山城あたりも見えます。

城の東側に石垣が多く残っています

石垣もたくさん残っています。城の東側に石垣が多く使われていたことから、実は城の入口は東側だったのではないかとも考えられているそうです。

飯盛城を南北に通り抜け、北側から四条畷神社方面へ下っていきます。四条畷駅までの所要時間は約70分。

夕方に登城される方は、下山にかかる時間も念頭に置いて計画してくださいね!

四条畷方面への勾配はかなりきついと感じました。

飯盛城へ登城する前に、大東市歴史民俗資料館で事前に情報を入れておいたので何も知らずに行くよりは何倍も楽しめたと思います。

資料館では中井均滋賀県立大学名誉教授の解説動画を見ることができます。

とてもわかりやすく、知識が増えますよ!

スタンプは大東市立歴史民俗資料館で押しました

御城印は大東市Ver.と四条畷市Ver.

つなぎあわせると縄張り図に!

■御城印販売所

大東市立野崎まいり公園(大東市Ver.) 300円

大東市立歴史民俗資料館(大東市Ver.) 300円

キャンピィだいとう(大東市Ver.)300円

ふとんのナカタ(四条畷市Ver.)300円

四条畷駅周辺店舗、忍ケ丘ドリームスタンプ会(四条畷Ver.)300円

飯盛城へのアクセス

🔎公共交通機関の場合

・JR学研都市線 四条畷駅・野崎駅から徒歩約90~100分

・住道駅から近鉄バス→「龍間」バス停から徒歩約40分

🔎車の場合

阪奈道路を奈良方面へ→竜間交差点から200m先左折。※楠公寺看板

大東市立野外活動センター(キャンピィだいとう)向かい。駐車城あり。

■飯盛城