【モデルプレーン】エアドゥ Boeing737-400 JA392K

2022年7月26日

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は2000年代後半に手に入れた、エアドゥのB737‐400(JA392K)を出してみました。

■Air Do Boeing737-400 JA392K

各地を転々としたJA392K

1996年の設立当初、エアドゥの正式名称は北海道国際航空でした。

エアドゥという名前は愛称でしたが2012年に正式な社名に採用されました。

そんなエアドゥですが2022年10月にソラシドエアとの統合が決まっています。

統合と言っても新しいブランドになったり、どちらかのブランドが消滅するような合併ではなく共同持株会社の下に両社がぶら下がる形です。

北海道の翼エアドゥと、九州沖縄の翼ソラシドエアそれぞれのブランドは残るので、私たち利用者目線では変化はありません。

経営面において効率的でスケールメリットを生かした経営を行い、さらなる成長を目指すということでしょう。

このモデルプレーンはエアドゥ3機セットのうちの一つで、他にあと2機のB737が我がジタク空港であるなみはや空港に就航しています。一応新千歳線という設定です。※設定は都度変わりますがお付き合いください。

当時は箱を捨ててクリアケースに入れて保管していたので、どこのメーカーのものか定かではないのですが、おそらくクロスウイングさん企画の製品だったかと思います。

1990年代後半の航空規制緩和により誕生した新しい航空会社らしく、明るい水色とイエローを使った当時としては斬新な色使いです。

機種部分には世界自然遺産知床の文字とベアドゥのイラストが入っています。734の特徴である眉毛もしっかり再現されていますね!

Hokkaido International Airlines の横文字がかっこいいです!

当時の社名から、将来は国際線を飛ばそう!という意気込みが伝わってきます。

世界自然遺産 知床
窓周りのデザインがクラシック調です
JA392K

さてこのJA392Kについて触れておきましょう。

実際のJA392Kがエアドゥに在籍していたのは、2006年から2009年のたった3年間です。エアドゥの前はANAグループのエアーニッポンに在籍していました。

さらに過去を遡ってみると、1997年にベルギーのブリュッセルを拠点とする格安航空会社、ヴァージンエクスプレスで運行を開始。その後カナダのエアトランザットを経て、2001年にエアーニッポンにやってきました。

2006年から2009年までの3年間、エアドゥで活躍した後は、スカイネットアジア航空(ソラシドエア)で2014年まで日本の空を飛び続けました。

ソラシドエアを退役した後は、南アフリカなどの航空会社数社を転々とし、現在ジプチ共和国のDaallo Airlinesという航空会社に所属し、ソマリアのモガディッシュとサウジアラビアのジッダを結ぶ路線等で活躍しています。

一つの航空会社で生涯を全うする機体もいれば、このJA392Kのように世界中を転々とする機体もあって様々ですよね。

人間も飛行機も一緒なんだなと模型を眺めながらもう少し浸ってみようかな。

今日はこの辺で。ありがとうございました。