【モデルプレーン】ANAのトリプルセブン3種盛り

2022年9月6日

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回はANAのトリプルセブン、Boeing777を出してみました。

■ANA Boeing777-300 JA751A

私が飛行機の模型を集め始めたのは2000年代前半。社会人1年目で手にしたお給料でヤフオクで買いあさる日々。基本的に日系エアラインを中心に、関空で見かける国際線を少しというテーマで集めていました。

集めると言っても保有機数は40機ほどだったので、ブログやSNSでよく見かけるコレクターの先輩方の足元にも及びません。

その後家庭を持ち、置き場所も限られてきたことから一旦収集は中断していました。

その後10年近く新しくコレクションすることは辞めていましたが、メルカリでいろいろな機材が出品されていることと、2020年のウイルス騒動をきっかけにまた集めたいと思うようになり今日に至ります。

レアものや珍品は保有しておらず、知識もそんなにないので、素人コレクターの独り言のつもりで書いてます。

暖かく見守っていただければ幸いです。

モデルプレーン収集に最初にハマった2000年代を第一次収集期、コロナ以降を第二次収集期とし、

気まぐれで保有機を紹介していきますね。

3機の777はそれぞれ違うデザイン

今回紹介するのは第一次収集期に購入した3機。いずれもヤフオクで手に入れました。

まず一つ目はJA751Aです。通称風塗装と呼ばれた特別塗装機で、1998年にB777-300導入を記念して施されました。導入1号機と2号機にこの塗装が採用されました。

モデルは全日空商事の製品で2000年に製造されました。すらっとした長いボディに流れるような風をイメージしたデザインがよく似合います。

20年以上前の製品なので、俗にいう旧ギアとなっているのはやむを得ませんが、その他の部分はしっかりとしたつくりになっています。

JA751A 尾翼
JA751A ポートサイド

続いてはこちらのJA753Aを見てみましょう。

■ANA Boeing777-300 JA753A

こちらはANAの通常の塗装、トリトンブルーを纏っています。現行のデザインと違う部分といえば、機種の漢字ロゴですね。全日空と書かれています。ANAは現在でも全日空と呼ばれることが多いですが、2000年代に国際線に力を入れ始めた際に、ブランド名をANAに変更し、この漢字表記も消えていくことになります。

特に中国路線に力を入れていたことから、「全日空=いつでも空いていると思われるということから漢字表記をやめた」という話は本当でしょうか。

最後はB777-300ER JA732Aです。

■ANA Boeing777-300ER JA732A

こちらは2005年から2021年までANAの国際線で活躍した機体です。全日空商事から2006年に発売されたモデルで、社名ロゴがANAとなっている現行のトリトンブルー通常塗装です。

JA751AやJA753Aとの違いは、航続距離延長型なので大型のエンジンGE90を搭載している点、両翼の翼端に角度をつけて後方に曲げられた、レイクドウイングチップが搭載されている点でしょう。

エンジンはB737の胴体の大きさに匹敵する超巨大なエンジンです。GE90のエンジンスタート音はすごく重厚な音で独特ですよね。

またレイクドウイングチップは、翼端渦を低減して抵抗を減らす効果があり、燃費がよくなるそうです。

レイクドウイングチップの技術は後のB747‐8やB787型機でも採用されました。

今回は私が保有しているANAの3機のB777を紹介しました。

ただ単に集めるだけでも楽しめますが、同じ機材を導入時期や派生型によって違いを手にとって確認できるのも、モデルプレーン収集の醍醐味です。

横に並べてじっくり確認できるので、写真とはちがった発見があるかもしれませんね。

今日はこのへんで。ではまた。