新型コロナウイルスによる払い戻し イベント、出張、旅行が中止になったときのJRきっぷの払い戻し方法
緊急事態宣言に伴う移動自粛を理由に旅行を取りやめる場合は無手数料で払戻してくれます
緊急事態措置期間(2021.1.8〜2021.2.7)を有効期間に含む乗車券類は1年後まで払い戻し可能。
2021年1月7日、首都圏を対象とした緊急事態宣言が発表されました。
これに伴う感染防止や移動自粛等で利用をとりやめる場合は、乗車券類を無手数料で払いもどししてくれます。
具体的には以下の条件にあてはまるきっぷを持っている方が対象。
JR6社とも同様の取り扱いです。
クレジットカードで購入したきっぷは、買った時のクレジットカードが必要です。
チケットショップで安く買ったきっぷで、券面にC制と買いてあるものは元々誰かがクレジットカードで買ったものなので気を付けましょう。
で、対象のきっぷは
・普通乗車券、特急券、グリーン券、指定席券等
・トクトクきっぷ(フリーパスタイプは使用開始前に限ります)
・回数券タイプのトクトクきっぷ(新幹線回数券等)は1月7日以前に購入したものに限ります。
1段目の乗車券、特急券類は全国どこのJRの窓口でも払い戻し出来ますが、トクトクきっぷはJR各社が独自に発売している割引きっぷなので、発売会社の窓口にいかなければならないので要注意です
1都3県以外への区間はどうなる
緊急事態宣言の対象は東京、神奈川、埼玉、千葉ですが、持っている切符の区間は問わないとあるので、感染防止や移動自粛であれば全国のきっぷが対象になります。
以上のようになっているので、新型コロナウイルス関連で旅行をとりやめる場合はほぼ全て払い戻ししてくれます。
エクスプレス予約やネット予約のきっぷは
エクスプレス予約やe5489、えきねっと予約の場合、すでに発券している乗車券は駅窓口へ持っていけば払い戻ししてくれます。
まだ発券してない場合は、それぞれ異なるようです。
エクスプレス予約の場合は、エクスプレスの会員画面トップに案内が出ています。
そこから、自分の操作で払い戻しが可能です。
発券前のe5489やえきねっと予約、九州のネット予約については、それぞれのサービス専用ダイヤルに電話してください。
自分で発券後、駅の窓口に持って行っても手数料なしで払い戻してくれます。
指定券は列車出発時刻までに手続きを済ませる必要があります。
旅行会社で買ったきっぷも払い戻しできる?
旅行商品によって変わるので、買った旅行会社に聞いてみましょう。
駅窓口って
JRのみどりの窓口のことです。
ここで払い戻ししてくれます。
JRの駅でみどりの券売機プラスがあれば、オペレーターを呼び出せば払い戻ししてくれます。
私も先日、みどりの券売機プラスのある駅でオペレーターの方に払い戻しをしてもらいました。
通勤、通学定期券は?
今回の緊急事態宣言は、学校が休校にならないので通学定期券を払い戻す人は少ないと思います。
ただリモート授業や通勤定期を使っている方でテレワークになる方はこのタイミングで払い戻すことがあるかもしれません。
定期券の払い戻しに関しては、普段通りの払い戻し方法となるので注意してください。
緊急事態宣言期間中に定期券を使っていなくても、実際に払い戻しに行った日まで定期を使用したことになります。
例えば、1月8日以後テレワークになって使用せずそのまま放置。2月8日に駅に払い戻しに行くと、2月8日まで使用したとして払戻額が計算されます。
定期券に関しては今回払戻の特例がないので、気をつけましょうね。
定期券の払い戻し計算方法は複雑なのでここでは割愛します。JRのホームページで確認してください!
6ヶ月定期を買っていて、まだ1ヶ月くらい残っていても払い戻し額はない場合が多いです。
リモート授業やテレワークになるし、定期券はしばらく使わねーよって方は一度駅で聞いてみるといいかも知れません。
JRの公式サイトで調べた分と自分の体験をもとに書きましたが、人それぞれ持っているきっぷの条件が違うと思うので、公式サイトを見るなり、駅や問い合わせダイヤルなどで確認することをおすすめします!
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