【保有銘柄】暖房器具に強み ダイニチ工業(5951)の銘柄分析

2020年8月23日

株初心者である管理人が、自分の勉強も兼ねて銘柄分析をしていくコーナーです。

素人なのでツッコみどころ満載かと思いますがお付合いください。

今回は暖房器具の販売シェアNo.1を続けていたダイニチ工業(5951)について見ていきたいと思います。

ダイニチ工業とは

2019年末のテレビ番組「アメトーク」の家電芸人で紹介されていた企業です。

ダイニチ工業は主に暖房器具や加湿器が主力製品となっています。

日本製で高品質な同社の暖房器具は12年連続販売シェアNO.1、加湿器も6年連続で販売シェアNo.1だそうです。

売り上げ構成比は暖房器具が全体の76.4%、加湿器などの環境機器が17%とこの2つが売上の大半を担っています。

秋冬に売れる製品がほとんどのため、売り上げは下期偏重ですが、年間を通して生産しています。

メリット

・継続的に生産することで、品質が安定する
・季節ごとに従業員を増減させなくても良い
・協力会社、部材メーカーなどにとっては年間通して受注が発生することで、収益が安定する

また生産過剰や在庫不足にならないよう工夫されているようです。

ダイニチ工業の特徴として「ハイドーゾ生産方式」と呼ばれるものがあります。

主力製品の暖房機や加湿器は天候によって売上が大きく変動するものなので、つくり過ぎず、品切れさせない生産・出荷体制の構築が大切です。協力会社や運送会社と連携し、この生産・出荷体制の構築に特に力を入れ、販売店様やお客様からの信頼に応えるべく日々努力を重ねています。

例えば、量販店から朝に発注を受けると、営業所に在庫がなくても工場で生産から組み立てまでをその日のうちに終わらせ、翌日には届くというシステムです。

これはすごいですね。店側からしても売りたい時にすぐ売れるので助かることでしょう。

■会社データ

社名ダイニチ工業
設立1964年4月
資本金40億円
決算月3月末

暖房機器

暖房機器のなかでも石油暖房機器が同社の主力です。

様々な特徴を持った数多くのラインナップを揃えて、多くの顧客のニーズに応えています。

スイッチを入れてから35秒で着火する商品を拡大しています。

石油暖房機器は全14タイプ36機種を展開。

また電気式のセラミックファンヒーターやガスファンヒーターの製造もおこなっています。

環境機器

加湿器は暖房機器に次ぐ主力商品です。全4シリーズ20機種を販売しています。

なかでも「ハイブリッド加湿器LXシリーズ」のかんたん取り替えトレイカバーはお手入れが超簡単で、テレビでも紹介されました。

その他

コーヒーメーカーや焙煎機器を製造しています。

現在の株価とPER

株価634円
PER21.38倍
配当利回り3.47%

2020年2月25日現在の株価です。

PERはやや割高かなという印象です。

Yahooファイナンスより引用

直近5年でみてみると2018年は一時900円台まで行きました。

現在は新型コロナウイルスや暖冬の影響で600円台前半となっています。

売上高・純利益の推移

(百万円)

2016年:172億円
2017年:182億円
2018年:201億円
2019年:190億円
2020年:205億円(予想)

2018年に急成長、翌年も好調をキープしていました。今年度の期末決算は205億円を見込んでいますが、暖冬の影響がどう出るでしょうか。

(百万円)

2016年:2億700万円
2017年:4億6000万円
2018年:6億7800万円
2019年:3億8700万円
2020年:4億8000万円

今年度期末予想は4億8000万円となっています。全体的には成長傾向にあるので期待したいところですが、暖冬の影響が気になります。

2020年度3月期第3四半期は?

直近の四半期決算を見てみましょう。

(単位:百万円)2019.3Q2020.3Q増減
売上高18101183141.2%
営業利益19061430-25.0%
経常利益19711477-25.0%
純利益13451040-22.7%

2019年10月から「燃料電池ユニット(貯湯タンク内蔵)」の受託製造を開始 し、売上高が増加しています。

ただ、やはり暖冬の影響による暖房機器の売上高の減少が顕著に出ています。

また期末決算においても、返品や値引きなどの不確定要素が多いと発表されています。

自己資本比率

自己資本比率80%を超えていて優秀です。

右肩下がりなのは気になりますが、この部分は心配なさそうです。

配当金と株主優待

株主優待はありませんが、配当は長年1株22円の配当を継続しています。

下期偏重のため期末のみの配当となっています。

今後は

気候変動に左右されますが、製品のアイデアや質は素晴らしいですし、出荷体制もしっかりしているので好感を持てると思います。

急な大きな成長はあまりないと思いますが、配当目当てで長期保有するには向いている銘柄ではないでしょうか。

今後は人件費や材料費のコスト高への対応も鍵となりそうです。

保有状況

取得単価 681円

取得株数 10株

取得価格 6810円