御城印めぐり 西播磨の山城「茶臼山城」兵庫県赤穂市
兵庫県赤穂市にある「茶臼山城」へ登城しました。
坂越駅からレンタサイクルで麓の坂越浦城へ向かい、徒歩で登城します。

概要
標高160mの茶臼山に築かれた山城です。
嘉吉の乱で敗れた赤松氏の残党の襲来に備えるため、山名氏が築いた砦のような防御施設だったと言われています。
特に遺構は残されていませんが、北側に千種川が流れていて赤穂市街方面と瀬戸内海方面の眺望がすばらしい山城です。
登城記
坂越浦城から茶臼山へはいくつかの散策ルートが設定されています。車道も山頂まで続いているので車で登ることもできるようです。
車道を登って行っても面白くないので、石仏巡礼コースという道を選択しました。
坂越浦城からは妙見寺の敷地っぽいところを登っていくのですが、途中からご覧のような山道になります。

ところどころに石仏が置かれています。勾配はそこまで急ではありませんが、暑さもあってか息を切らせながら登りました。ところどころ海が見えるので気持ちがいいです。

山頂付近には鉄塔が立っていて、その海側に展望できるスペースがありました。案内板も設置されています。
城らしい遺構はなにもありませんでしたが、非常に見晴らしがよく案内板にある通り、見張り台として活用されていたことが想像できました。


まとめ
兵庫県赤穂市にある茶臼山城に登城しました。
訪問の際は坂越駅を起点に尼子山城、坂越浦城、茶臼山城を巡るといいと思います。
3つの中では一番眺望がいいのがこの茶臼山城でした。
御城印
御城印は播州赤穂駅にある赤穂市観光情報センターで購入しました。
赤松氏と山名氏の家紋が入っています。

(2023年3月訪問)