【モデルプレーン】日本エアシステム レインボーセブン

懐かしい日本エアシステムのレインボーセブンをご紹介します。

このモデルは2004年ごろに発売されていた商品で、中古市場で手に入れました。

見た目が鮮やかなJAS レインボーセブン

かつて日本航空に統合される2002年まで、ANA、JAL、JASの大手3社が日本の空を飛び回っていました。

国内第3位の航空会社だった日本エアシステムが、Boeing777-200を導入し、全席モニター付きのミドルクラスにあたるレインボーシートを装備し満を持して登場した機体だったのです。

機体に巻き付くようにデザインされたレインボーカラーは、現在でも見劣りすることない斬新なデザインでした。

左右で尾翼デザインが異なる

ポートサイド側と反対側の尾翼デザインがそれぞれ異なっていることも特徴です。

機種部分のロゴも、ポートサイド側は大きく「JAS」と書かれていますね。

レインボーセブン登場で、日本エアシステムは国際線への進出も計画されていた時代。その後の日本航空との合併は衝撃的でした。国内地方路線を多く担っていた性格上、その後日本航空も一度破綻してしまう末路をたどります。

このレインボーセブンを纏った機体は、日本航空カラーに改められ、国内幹線で活躍しました。

レインボーシートはそのまま使用されていたので、モニター付きの座席に当時は興奮したものです。

今では国内線でモニター付きは当たり前になりましたが、当時は珍しかったのです。

モデルとなったJA8977は日本航空で活躍し、2006年に退役しました。

今日はこの辺で。ありがとうございました。