【乗車記】オリオンバス231便 コンフォート(大阪→小倉)
今回は大阪から小倉まで、オリオンバスのコンフォートに乗車したときのレポートです。30代後半で4列夜行に乗るとどうなるか、怖い物見たさで挑戦してきました。
当ブログ初めての4列夜行の乗車記です。

- 路線 オリオンバス231便コンフォート
- 運行 オーティービー
- 区間 大阪駅→小倉駅新幹線口
- 車両 福岡230い304
大阪駅桜橋高架下の大阪バス乗り場から出発
オリオンバスの乗り場は、大阪駅桜橋口高架下にある、大阪バスの乗り場から出発します。
この付近には南海バス、フットバス、海部観光などのバス停ポールが設置されています。
大阪駅の西側開発でこのエリアを使用しているバス事業者にどのような影響があるのか今後注目です。
さて、この日は金曜日の夜ということで、231便は2台運行でした。私が乗車したのは後続の2号車です。

21時ちょうどにバスの扉が閉まり、大阪駅からは車内の半分以下の乗車率で出発しました。
バスはこのあとなんばOCAT、USJ、神戸市役所前を経由して九州へ向かいます。
大阪駅から御堂筋を南下し、なんば付近の路上でしばし待機。窓の外を見ると、OCATから1号車が出てきました。どうやら1号車がOCATからの乗客を全て乗せたようです。
その後下道を走行しUSJに到着。ここでもロータリーには入らず周辺の路上で待機でした。
「このまま小倉まで隣席が空席ならいいな」と淡い期待を寄せるも、その後の神戸市役所前で大量の乗車があり、私の隣も若いお兄さんが着席し、車内は満席になりました。こんなおじさんが隣でごめんよ~
途中のトイレ休憩は三木SA、八幡PA、美東SAの3回あると案内がありました。夜中にトイレに行きたくなって、通路側のお客さんが寝ていたらどうしよう…と小心者の私は心配で心配でなりませんでしたが、隣の方は3回とも休憩をとる方だったので結果よかったです。
オリオンバスは座席指定不可

オリオンバスは座席指定ができないので、この便で通路側に座りたければ、神戸から乗車すれば通路側に当たるのかもしれません。ちなみによくある質問には、隣空席を希望の場合はお問い合わせの上2席分ご購入くださいとありました。
オリオンバスのコンフォートは4列車ですが、シートピッチはかなり広いです。
また乗車時にすでにフルリクライニングされているのは非常にいいサービスです。倒すときに後ろに人を気にするのって結構嫌じゃないですか?倒される方も変な人だとむっとされることもあったり。
あとプライベートカーテンで各座席が仕切られているのもいいですね。ウィラーのような仕切り板のほうがプライベート感はありますが、窮屈さがないので私はオリオンバスの方が快適だと感じました。
また、ブランケットやスリッパのサービスもあり、なかなか設備の充実度は高いです。もちろんコンセントもあります。
乗客のほとんどは20代

神戸市役所前を出発後は、阪神高速3号神戸線から山手線を通って山陽道に抜けるルートでした。
山陽道の三木SAにて1回目の休憩です。23時30分から23時45分までの15分間です。大阪駅からすでに2時間半が経過しています。少しでも乗車時間を短くしたい場合は、なんばやユニバ、神戸から乗るべきですね。
乗客のほとんどは20代くらいの若者たちでした。若い子たちなので騒がしいのかなと覚悟していましたが、消灯後は静かな車内でマナーもとてもよかったです。みんな寝るだけですしね。

2回目の休憩は広島県の八幡パーキングエリアで、2時00分~2時20分まで20分間とられました。
空を見上げると満点の星空が見えましたよ。星の絵が入ったオリオンバスに乗ってきて星空を見るなんてロマンチックですよね。

1号車はきれいに撮影することができました。
この後山口県に入り、4時ごろ美東サービスエリアで最後の休憩がとられました。
少し肌寒かったので、サービスのブランケットを掛け布団代わりにして寝てしまったので、外には出ませんでした。
6時に小倉駅に到着

室内灯が点灯し、運転士さんの放送が流れました。すでに窓の外は明るく、バスはいつの間にか九州に入っていました。
私は予定通り小倉駅新幹線口で降車しました。バスはこの後終点の博多へ向かいます。
降車場所は小倉駅新幹線口のリーガロイヤルホテル小倉の近くでした。駅の入口まであるいて4分ほどかかります。
今回は4列夜行のオリオンバスに乗車しました。
思っていたよりも快適でしたが、やはり年齢的に4列はきついですね。ただオリオンバスのサービスや運転士さんの接客はとても良かったので、朝早く小倉に着きたいとき(私の場合は競馬一択ですが)の選択肢に是非一考してみてはいかがでしょうか。
オリオンバスの小倉博多便は3列車もあるので、私は次はそっちを選ぶかな…