関空行き最終便JL229便に乗って(羽田→関空)

2022年7月26日

  • 便名 JL229便
  • 運航 日本航空
  • 区間 東京羽田→大阪関西
  • 機材 Boeing737-800 JA322J

とある日曜日の夜に、羽田空港から関西空港まで日本航空に搭乗しました。

海浜幕張から東京空港交通のリムジンバスに乗車し、羽田空港には20時頃に到着。国内最多の発着便数を誇る羽田空港ですが、JAL便が発着する第一ターミナルは閑散としていました。

それもそのはず、20時30分以降に出発するJALの国内線はJL379便(北九州)、JL531便(札幌)、JL193便(小松)、JL229便(関西)の4便だけ。その中でも今回登場する関空行は20時55分発。羽田発のJAL国内線の大トリです。

ちなみにANAやスターフライヤー、エアドゥ便は21時台でも飛んでいます。

この日はお土産店も全く開いておらずとくにすることもないので早々に保安検査を受けて制限エリアへ。

搭乗口は24番とかなり端っこでした。

登場する機体はボーイング737‐800(JA322J)。20時15分に岡山から到着したところでした。

日中はがやがやしている搭乗口もさすがにこの時間はシーンとしています。

搭乗します。後ろに並んでいるJAL機がスポットライトに照らされて輝いています。

5月末の日曜日ということもあり、かなり空いていました。機内はピンク色でムーディーです。

消防署か空港事務室のような建物が見えます。円形になっていて面白い形をしていますね。

プッシュバックの後タキシングを開始。どの滑走路から飛ぶのかな?そんなことを考えながら機窓を眺めます。

第2ターミナル側に進みANA機が見えたところでライトターン。どうやらRWY05からの離陸です。

夜間の05離陸はかなりお気に入りです。なぜなら左手に羽田空港、東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジと東京の夜景をまとめてみることができるから。いつもリオデジャネイロオリンピックの閉会式の東京タイムを思い出すんですよね~

リオの閉会式と言えば当時の安部総理がマリオに扮して現れるパフォーマンスで盛り上がりました。まさか東京オリンピックの翌年にこんなことになってしまうとは…本当に悲しいし悔しいです。安部元総理のご冥福をお祈りいたします。

羽田空港を離陸したJL229便は東京湾を沿うように右へ旋回していきます。左手には東京~京葉地域~房総半島と景色が移り変わっていきます。

そんなに高度は高くありませんが、やはり外は真っ暗。途中からどこを飛んでいるのかわからなくなりました。

シートベルトサインが消灯し、サービスの暖かいお茶をいただきました。いつもはコーヒーをいただくのですが、千葉マリンスタジアムで飲んだビールが効いています。

右手に大阪の夜景

機内WiFiが好調でフライトレーダーを見て楽しむことに。関空へのアプローチコースが気になる所ですが、この日は奈良県橿原市からそのまま真西に進み、大阪平野を横切って関空上空を超えてから神戸方面へ向かうルート。いつもは和歌山の方から入ることが多かったのですがよっぽどトラフィックが少なかったのでしょう。

大阪湾をグルっと右旋回して関西空港のRWY24Rに着陸しました。4000メートルある滑走路ですが、ここはいつも減速がきつい気がします。手前で離脱しないと無駄な距離を地上走行しなければならないからでしょうか?

22時04分にスポットイン。定刻より少し早めの到着となりました。

夜の関空の雰囲気は最高ですね。海外に来た気分になります。

最近所有する飛行機模型(1/500)が増えてきたので空港ジオラマを作ってみたいと思っているのです。

工作が苦手な私にはなかなかハードルが高いなぁ。でも作ってみたいと思うこと自体がいいきっかけだと思うのでチャレンジしてみます。

とりあえずエプロンだけでもと思い、頑張ってプラダンとケント紙を買ったのですがうまくできるかな…

ネット上で見かける空港ジオラマは本当に皆さん上手く作られていてすごいです。

以上JL229便の搭乗記でした。ナイトフライトであまり写真がありませんが、夜の雰囲気を感じていただければ幸いです。