【大阪市内観光】OSAKA SKY VISTAで大阪市内をサクッと観光

近鉄バスが運行するオープントップ2階建てバス。「OSAKA SKY VISTA」に乗車しました。

私が乗車したのは11時40分発のうめだルートです。大阪駅高速バスターミナルからお初天神、造幣局、大阪城、天満橋、大阪市役所、中之島をぐるっと60分でめぐるコースです。

他にもなんばコースや、大阪光の饗宴特別コースがあり、いずれも手軽に大阪観光が楽しめる設定となっています。

  • 路線名 OSAKA SKY VISTA うめだルート
  • 運行 近鉄バス
  • 区間 大阪駅高速バスターミナル→大阪駅高速バスターミナル
  • 車両 大阪200か4580 7902

乗車車両は近鉄バスの7902号車です。

元々夜行高速車として活躍していた車両を改造し、屋根をぶち抜きました。

かつてフォレスト号で活躍していた同型車(7901号車)

発車オーライネットで予約したのですが、座席指定はできませんでした。

改札時に名前を告げるとガイドさんから席を告げられます。

この日は寒かったのでホッカイロのプレゼントがありました。車内に入りましょう。

ご覧のように屋根がありません。ブランケット写真右下から各自セルフです!

この日は太陽の光が当たると暖かかったのですが日陰に入ると肌寒かったです。

夜の光の饗宴コースへ参加する場合は結構厚着の方がよさそうです。夏場は気持ちいでしょうね!

大阪駅高速バスターミナルを出発し大阪駅の南側へ出ます。日差しが気持ちいいです。

阪神前の交差点を御堂筋方面へ右折し、近鉄高速バスの大阪駅前乗り場前を通過します。

右手の大阪駅前第?ビル前には年末ジャンボ宝くじの特設会場に人だかりができていました。

宝くじはねぇ…回収率が50パーセントと言われるくらい、買えば買うほどお金が減るものというのが私の認識です…ぶっちゃけ競馬やパチンコよりひどいですから…

バスは梅田新道交差点から国道1号線へ。

西天満~東天満交差点間から右手に大阪天満宮、左右に天神橋筋商店街が見えました。ガイドさんが大阪駅出発時点からずっと色々な話をしてくださっています。

桜ノ宮橋手前にある大阪造幣局。各種硬貨や記念硬貨、さらにはTOKYO2020の金銀銅メダルもここで作られたそうです。

造幣局前ではバスを停車させてガイドさんの案内がありました。目の前の景色や人の動きをキャッチしてすぐにお話しされる技術にプロフェッショナルを感じました!

バスは桜ノ宮橋で旧淀川を渡り大阪城へ向かいます。途中京阪本線のガードをくぐります。

ご覧のようにけた下ギリギリをすり抜けます。なかなか迫力がありましたよ!

この迫力はオープントップバスならではで、このルートの見どころの一つです。ちょうど京阪特急が上を通過していきました。

香港のオープンバスもネイザンロードの看板の下すれすれを走っていましたね。

バスは大阪城に到着しました。天守閣が見えるこの位置で、ガイドさんの話を聞きながら秋の大阪城の景色を楽しみます。

結構このバスは目立つので、沿道の人がよく手を振ってくれます。

手を振られたら、手を振り返してみましょう。

大阪城を出発したバスは、大阪府庁、NHK大阪放送局前を通過して谷町筋へ入ります。

京阪天満橋駅のバス乗り場を抜けた先にある、川の駅はちけんやは当コース唯一の降車停留所。

この日は降車する人はいなかったので通過となりました。大阪シティバスの焼野行が待機中でした。

川沿いの桜の木の紅葉が美しいです。

春は桜が咲いてきれいなスポットであり、天神祭の日には屋台などが立ち並び、人がわちゃわちゃする場所でもあります。

大阪市中央公会堂が見えました。国の重要文化財ですが、現在でも貸会議室やレストランとして使用されています。あんなところでテレワークしてみたいですね。

土佐堀通りを西へ進み、北浜、淀屋橋、肥後橋と進んできました。肥後橋という地名は肥後熊本藩の屋敷があったことが由来になっているそうですね。大阪に30年以上住んでいますが、恥ずかしながら初めて知りました。

やはりなんでも参加することで新たな気づきを得ることができますね。旅は心の洗濯とはよく言ったものです。

12時35分。バスは大阪駅高速バスターミナルに戻って来ました!

あっという間の60分間。ガイドさんの聞きやすいお話と見晴らしのいい景色に癒されました。

オープントップバス自体が非日常の景色なので、府外からの方だけでなく、大阪府民の方も楽しめるのではないでしょうか。お子様にもおススメです。冬場は暖かい恰好で乗車してください!

雨天用の屋根でしょうかね。

60分間の短い旅の感謝の気持ちを込めて息子とお見送り。

運転士さんとガイドさんとお互いに手を振ってお別れをしました。

いつかなんばルートにも乗車して記事に出来たらと思います。