【搭乗記】JAL JL2087便|伊丹→那覇(Airbus350-900)
突如伊丹空港にJALの最新鋭機であるA350ー900が初飛来したのはもう5か月も前のこと。
2021年も気づけば8月が終わろうとしています。

この記事を書いているのは8月26日。
ちょうど5か月前の3月26日に伊丹~那覇線にA350-900が就航しました。
今回は伊丹~那覇線の搭乗記をお送りいたします。

- 便名 JL2087
- 運航 JAL
- 区間 大阪(伊丹)→沖縄(那覇)
- 機材 エアバスA350-900(JA02XJ)
新大阪からリムジンバスで空港へ
大阪空港へは新大阪駅からリムジンバスを利用しました。
この路線は所要時間は約30分。全区間一般道を走ります。運賃は510円と、他の路線より少し安いです。

搭乗口は15番

出発時刻は15時00分。新しくなった伊丹空港の保安検査場です。
めっちゃきれい!
保安検査場を抜けると、カフェスペースやお土産店などが並んでいます。
りくろーおじさんのチーズケーキが売っていて、1/4サイズのチーズケーキをコーヒーと一緒にいただくことができます。

15番搭乗口はターミナルのフィンガー部分にあるので、改装はされていません。
ご覧のようなパタパタ式の表示板が残っています。
搭乗開始時刻は14時45分。行き交う飛行機たちを眺めてまったり過ごします。
フィンガーになっていて横はガラス張りなので、空港内の飛行機が良く見えます。
14時50分頃に機内に入ります。
機内の様子

ポツポツと雨が降ってきました。

普通席は3ー3-3の座席配置です。ボーイング787と同じ配置になっています。

各座席にはモニターがついています。TOKYO2020仕様でした!
搭乗もスムーズで時間通りに出発できそうです。
那覇に向けて出発
機内安全ビデオが流れプッシュバック開始。モニターで機外カメラを見ることができます。
尾翼カメラと、機体カメラがあり、地上走行時は前方ギアが映っている機体カメラがおススメです。
トーイングカーの切り離し作業に見入ってしまいました。
気づけばエンジンもスタート。さすが最新鋭機。静寂なエンジンスタートです。
トーイングカーが外され、RWY32Rへタキシング開始です。

到着機も出発機もなく、滑走路に入るとすぐに離陸となりました。

離陸後はすぐに大阪湾上空へ。右下に神戸空港が見えてきました。
このあたりは神戸発着便、伊丹出発便、関空発着便が行き交う管制過密地帯です。
神戸空港を過ぎると飛行機は南に進路をとり、淡路島を上から下まで味わうように進みます。
その間にも高度を稼いでいき、右下に大鳴門橋が見えたあたりから雲の上に。
シートベルトサインが消灯し、ドリンクサービスが始まりました。

機内を見渡すと、ドリンクを飲んだりモニターの機外カメラ、マップを見たり、本を読んだり、寝たり。
那覇まで2時間あるので思い思いの時間を過ごされています。
私もモニターに入っている電子書籍を読みました。
電子書籍は要約版なので、短いフライトでも全然読み切れる量でした。
青空の那覇に到着

17時頃に那覇空港に着陸。
この日は少し風が強く、着陸時はフワフワと風に煽られているのがわかるくらい。
そんな風もものともせず、ソフトなランディングでした。
ちなみち到着したのは第二滑走路(2700メートル)。
2020年3月26日から供用開始された新しい滑走路です。

感染症対策で、前方座席の乗客から順番に間隔をあけて降機となります。
今まではシートベルトサインが消灯するとみんな立ち上がって、ドアがあくまで並んでいるというような状態が当たり前の光景でした。
マナーの悪い人なんかは押しのけて前に進んでいくし…
感染症が収束しても、順番に案内があってから降機する方式で定着してほしいですね。

ボーディングブリッジはすでに南国の雰囲気が。青空が本当に気持ちいいですね!
到着は22番ゲート。この飛行機は再び伊丹へ戻る運用です。
最後に
今回は初めてA350-900に搭乗しました。
最新鋭機なので静かなのは当たり前で、機内も快適でした。
機体後方のトイレも一度使用したのですが、肌感覚では従来機より広めの設計のように感じました。
後方ギャレーも余裕のあるつくりだったように見えました。
総じていい飛行機ですね。
10月からは羽田~伊丹線にも路線投入されるようで、日本の空の顔になる機体です。
一方でB777を見かけることが少なくなったのは寂しい限りです。