【高速シャトルバス】長崎県営バスで諫早から長崎へ

諫早駅前ターミナル

長崎空港から長崎県営バスの路線車に揺られて55分。諫早駅前のバスターミナルに到着しました。ここから乗車するのは長崎県営バスの「高速シャトルバス」

諫早駅前から諫早の住宅街を経由し、長崎道、ながさき出島道路を通って長崎市内へ向かう路線です。2010年4月の運行開始後、増便され現在平日日中は30分おきに運行されています。その名の通りのシャトル路線となっています。

  • 路線名:高速シャトルバス
  • 区間:諫早駅前→長崎駅前
  • 運行:長崎県営バス
  • 車両:長崎22か3073 9E14

高速シャトルバス 長崎諫早線

乗車したのは諫早駅前バスターミナルを10時44分に出発する便です。この路線は西諌早ニュータウン経由と、農林試験場経由に大別され、西諌早ニュータウン経由のうち何便かが堀之内地区を経由する運行形態となっています。今回乗車したのは、西諌早ニュータウン経由で堀之内地区を経由しない便でした。

また、行先は朝通勤時間帯の長崎方面行は終点が長崎県庁前となりますが、9時以降に長崎駅前に到着する便からは長崎駅前が終点となります。乗車した便は長崎駅前に11時29分に到着する予定です。

8番のりばから乗車

諫早駅前ターミナル

高速シャトルバスは8番のりばから発車します。8番のりばを撮影せず、なぜか7番のりばを撮影しています。10時40分頃にバスが到着しました。

このバスは通常の路線バスのように降車時に運賃を支払います。nimocaをはじめ、Suica、ICOCA等の全国相互利用交通系ICカードも使用可能です。

今回はターミナルの券売機で事前に乗車券を購入したので、降車時に運賃箱に入れるためなくさないようポケットにしっかりと収納します。

車内は補助席付きの4列シート車。乗車した9E14号車は1997年式の車両で、長崎空港リムジンバスとして活躍していました。

「今でもたまに入るのかな?」

10時44分、諫早駅前ターミナルから3名を乗せた高速シャトルバスは、長崎市内へ向かって出発します。

このさきしばらくは諫早市内の住宅地にある停留所12か所にこまめに停車していきます。諫早駅前の次の停留所、諫早病院前を過ぎるとJRの線路をオーバークロス。その後貝津団地入口までの各停留所に停車し、いくつかの停留所から乗車がありました。乗客数はトータルで12名ほど、余裕のある車内で快適なバス旅になりそうです。

このタイプの降車ボタンもなかなかお目にかかれなくなりました。

諫早インターから長崎自動車道へ

諫早駅前を出発してから約20分後の11時すぎ、諫早インターから長崎自動車道に入り高速走行となります。

路肩の案内板には「長崎18Km」の表示が。わずかな時間ですが、エアロバスの高速走行音を楽しむことにしましょう。

長崎多良見インターを過ぎると山あいの区間に入り、高架橋やトンネルを通ります。長崎道の景色は今回が初体験。バスもなかなかいい感じのスピードで走行しており、初めて見る光景も相まっていい気分です。

高速走行を終えると景色が一変

長崎インター料金所を過ぎるとバスはながさき出島道路に入ります。全長約2900mのオランダ坂トンネルを抜けると長崎市街地です。

ここから降車停留所の出島、出島表門町、中央橋、万才町、興善町、長崎市役所前と停車していきます。所々で数名の乗客が降車していきました。長崎は坂の多い町で、長崎市役所を出た後の桜町通りへ入る道が狭い下り坂で迫力がありました。

バスは長崎市電3系統が走る桜町通りを進みます。11時25分に終点の長崎駅前に到着。多くのバスがひっきりなしに停車する停留所のため、到着後バスはあわただしく回送されていきました。

今回は諫早駅前から長崎駅前まで高速シャトルバスに乗車しました。この区間はJRの長崎本線と競合しており、単純に諫早駅~長崎駅間の移動で考えると所要時間、運賃料金面でもJRに軍配が上がりますが、高速シャトルバスは諫早の住宅地から直接長崎市内を結ぶ役割の路線です。

JRとバスがお互いのパイを奪い合うわけではなく、うまく共存している事例ですね。2022年秋に、西九州新幹線が部分開業しますが、その影響を受けることなく高速シャトルバスはその使命を果たし続けていくのでしょう。新幹線開業よりも、テレワークやオンライン会議等新しい生活様式定着の影響が出るかもしれませんが。

おまけ

長崎空港から乗車した諫早駅前行 元横浜市営
島鉄バス1533号車
諫早ターミナル 一般路線の長崎駅前行もあるが乗り通すと
高速シャトルバスよりも運賃が高い