【名神ハイウェイバス乗車記】西日本JRバス 超特急2便(大阪→名古屋)
先日の神姫バス公式車庫めぐりツアー以降、乗りバスをしばらく休止してアウトドアに励んでおりました。
色々あった2020年も残すところあとわずか。
年内最後にどこかにバスで出かけようということで、名古屋に味噌煮込みうどんを食べに行くことにしました。
往路は大阪駅を7時30分に出発する名神ハイウェイバスを利用しました。
概要
名神ハイウェイバス(名神大阪線)超特急2便
運行会社|西日本JRバス
出発時刻|7:30
乗車区間|大阪駅JR高速バスターミナル→名古屋駅新幹線口
乗車車両|なにわ200か2359 644-18937
途中休憩|甲南パーキングエリア
運賃情報|1900円(早得)
この路線は1日13往復(昼行便)が設定されていて、西日本JRバス、ジェイアール東海バス、名阪近鉄バスの3社共同運行路線となっています。
途中の新名神高速道路の甲南パーキングで開放休憩があります。
名神大阪線乗車レポート
いつも会社に行く時間よりも早く最寄りの駅を出発。大阪駅には7時前に到着しました。
大阪駅JR高速バスターミナルに併設されているファミリーマートで朝食と飲み物を購入。
バスターミナルのベンチでいただくことにしました。
この時間は東京方面からのグランドリーム号やアストロメガが3台ほど停車していました。
3番乗り場には東京行きのグラン昼特急が停車中。

今回乗車する名古屋行は4番のりばから発車します。
7時20分、のりばに乗車するバスが到着すると、ベンチで待っていた乗客がぞろぞろと立ちあがり、乗車口に列を形成しました。私は列に並ばず大阪シティバスの降車場へ向かい撮影。

今となっては旧モデルのエアロエースですが、導入からまだ2年と車齢は若い車両です。
ライト回りが黒くなっているのが特徴です。令和顔エアロエースと比べてもフロントのデザインがなかなか格好いいですね。
撮影をササっと済ませて改札を受け車内へ入ります。このご時世を受けて、ガラガラかなと思っていましたが、15名ほど乗車していました。
車内の様子
このブログで西日本JRバスを取り上げるのは4回目になるでしょうか。
新型エアロエース(令和顔)の車内と基本的には同じような内装です。

まずは座席です。コーポレートカラーの青色とグレーのシンプルなデザインです。
シートベルトは3点式となっています。飛沫防止ガードが取り付けられていますね。

最後部にはトイレが設置されているので、もしもの時も安心。

携帯充電用のコンセントも設置されています。

降車ボタンも目立つ位置に設置されています。ただこの路線は大阪~名古屋間がノンストップなので使用する機会はありません。終点で押してもいいのかな?

車内空間はご覧の通りです。

この車両の頭上照明はオレンジ色となっているので、車内は暖かい印象です。
ここからは余談です。
個人的な好みですが、僕はオレンジのライトが好きですね。昔は夜の高速道路やトンネルのライトが好きで、子どもの頃、スキーバスに乗車した時には、オレンジのライトが流れる景色をずっと見ていました。
最近はLED化が進み、オレンジ色のライトを見かけることが少なくなってきたのが少し残念です。
大阪駅から新御堂、名神高速を通って名古屋へ
7時30分、15名程を乗せた超特急2便は大阪駅JR高速バスターミナルを出発。
大阪駅周辺~新御堂では多くのバスとすれ違いながら進みます。
車内には自動放送と運転士さんの放送が入ります。最後部座席からは少し聞き取りにくかったように思います。


冬らしい朝の景色と、エンジン音を堪能しすでにこの時点で満足していました。
エキスポシティの観覧車が見えるとまもなく吹田インターです。

7時56分、ここから名神高速~新名神を経由して名古屋方面へ向かいます。
道路状況は概ね順調でしたが、京都南~京都東間の山越え区間で少し渋滞が発生していました。
バスは一定のペースで高速道路を進んでいきます。西日本JRバスの運転士さんはどの路線に乗っても一定の軽快なペースで運転される印象です。
乗車する側としては心地よくてすぐに眠たくなります。
大阪駅を出発して約1時間でバスは新名神との分岐点、草津ジャンクション付近までやってきました。
ここから高規格な新名神を走行します。山と山の間に架けられた高い高架橋の上を走っていきますよ~
途中休憩は甲南パーキングエリア
8時52分に甲南パーキングエリアに到着しました。
ここで9時10分まで約18分間の休憩がとられました。

トイレを済ませて私はもちろんバス撮影。隣には大阪バスの名古屋特急ニュースター号と、グラン昼特急のアストロメガ、少し離れてナガシマリゾートライナーが休憩していました。





ナガシマリゾートライナーは乗客がいなかったようで、ドアが閉じられていました。かなC
ここからは後半戦
9時10分、運転士さんが人数確認を行いバスは名古屋に向けて出発します。

9時28分、亀山ジャンクションで東名阪への連絡路との分岐は新名神方面へ。左手には亀山茶の茶畑が見えていました。

菰野インターを通るといつも菰野高校出身、阪神タイガースの西投手を思い出します。
9時47分、バスは四日市ジャンクションから東名阪自動車道へ進んでいました。
名古屋駅到着は10時20分ごろ。ここまで順調なペースで最後のラストスパートへ。

10時01分に名古屋西料金所を通りました。この先は名古屋高速5号線を少しだけ通り、烏森出口で一般道へおりました。
烏森出口から中村区役所の前を経由し、右折すると名古屋駅が見えてきました。
新幹線口のバスターミナルに入り、数分早く到着となりました。



名神ハイウェイバスは何度か利用しましたが、いつもなぜか京都線を利用することが多く、名神大阪線は実は初めての乗車でした。
大阪~名古屋間をノンストップで結ぶといってもバスなので所要時間はかかりますが、値段は圧倒的に安いので、十分鉄道との比較対象に入れることはできるでしょう。
もちろん急いでいるときは新幹線か近鉄特急を使いますが、節約したければバス一択ではないでしょうか。
3時間程度の乗車ですが途中休憩も比較的長めなので、実質疲れはほとんど感じませんでした。