奈良公園を走る奈良交通の車両たち(2020/07)

2021年4月24日

しばらく訪れていない地域に久しぶりに訪問すると、その土地で活躍するご当地バスの顔ぶれが世代交代で様変わりしてしまうことって多いですよね。

ほんの数年前に撮影した写真でも、過去の風景になり懐かしさを感じます。

さて、先日梅雨の合間に天候がよかったので奈良公園を散策してきました。

市内循環内回り ハイブリッド車だ

奈良に訪れたのはかなり久しぶりで、最後に来たのは奈良交通の西大和営業所に水色と茶色の復刻カラーが登場した頃なので6年ぶりかもしれません。当時はブルーリボンやキュービックのツーステップバスが当たり前のように走っていた時代です。

つい先日、元近鉄バスのブルーリボンが引退したとの情報があったので、顔ぶれは変わっているだろうと思っていましたが案の定でした。ほとんどの車両がノンステップバス、特にここ2年ほどでかなり入れ替わったようです。ブルーリボンシティですらあまり見かけませんでした。

萩が丘町

JR奈良駅に到着した私は奈良公園方面に向かうバスに乗車しました。ちょうど乗り場には[62]山村町行が停車中。どこで降りるかは決めていませんでしたが、とりあえず乗車することに。

奈良公園を抜け、高畑町を超えていくつか先の萩が丘町で降車しました。なぜここで降りたかというと、たまたま他の人が降車ボタンを押したからと、近くにコンビニがあったから。

この日は暑かったので喉が渇きました。

萩ヶ丘町からバスを撮影しながら奈良公園方面へ歩いていきます。

撮り逃さないように周りをキョロキョロしながら歩くも全然バスが来ません。来たと思ってカメラを構えると後ろから自転車が来たり、対向車と被ったり。飛行機撮影と違って不可抗力が生まれるのでバス撮影(特に街中)は難しいですね。

市内循環外回り

結局奈良公園まで戻ってきてしまいました。

このあたりは交通量が少ないのでしばらく張り込むことに。

「緑が映えていて、鹿もいるしロケーションがいい」

暑いながらも時折吹き抜けるそよ風と空気感が心地よく感じました。

山村町行

山村町行といえばブルーリボンやキュービックのイメージでしたが、今では最新のエルガばかり。

鹿の看板が奈良らしい
市内循環内回り

日中なのでそこまで本数はないですが、景色もよく楽しくシャッターを押せました。ただ一つ難点を挙げるとすれば、背後から鹿が寄ってくるんですよね。

真横の柵から首を出してきたり。

時期的に観光客が少ないですし、カメラを構えていると後ろから獣の気配を感じます。

「鹿せんべいよこせ」と言いそうな顔でじっと待たれています。無視するのも可愛そうなので、「ごめんねー」と目で訴えて場所を移動しました。まぁ向こうからすればこっちがお邪魔している立場。

鹿ではなくバスばかり撮影するので鹿に変な人と思われていたかもしれません。

そうえいば観光客が少ない影響かわかりませんが、鹿せんべい屋のおばちゃんが10頭くらいの鹿に囲まれていましたよ。

「あかんって言ってるやろー」と言いながらほうきで追っ払っていました。

一度食べさせると鹿は味を占めるので、おばちゃんも教育しているのですね。

春日大社表参道バス停

「バスを降りてすぐに鹿に会いたい方はこちらでお降りください」バス停前でムシャムシャ草を食べています。

屋外のバス停にも関わらずデジタルサイネージ式の案内が
山村町からきた近鉄JR奈良駅行

僕はバスには乗らず、奈良公園から近鉄奈良駅に向かって歩いていきます。

学園前駅(南)行

数年前までは学園前駅から先の西登美ケ丘や赤膚山、学園大和町まで行っていました。

また1161号車
中型車
ここにきてようやく表れたキュービック 青山住宅行
下山行はブルーリボンシティ
高天交差点での1枚

西大寺駅や加茂駅方面から来るバスも少し撮影。

この車両の1台前にキュービックが通ったのですが、対向車と被ってしまいました。またこの場所でリベンジしたいです。

最後は油阪交差点で また1161号車

最後は油阪交差点で撮影し撤収。結局1161号車ばかり撮影した1日でした。

半年に1度、もしくは年に1度程度でいろいろ撮影して回れたらいいなと思いました。

独自ドメインを取得して開設した当ブログもまもなく6か月目を迎えようとしています。世の中の状況や自分の環境の変化で当初思い描いていたブログ運営はできていませんが、のんびりマイペースでここまで続けてこれました。アクセス数は少ないながらも、見ていただいている方もいらっしゃるようで本当に感謝しています。ありがとうございます。