競馬回顧(5月27日~31日)と鳴尾記念、安田記念展望。休み明けは割引?

5月27日に浦和競馬場でさきたま杯(Jpn2)、30日は京都競馬場で葵S(重賞)、31日には東京競馬場で日本ダービー(G1)と目黒記念(G2)が開催されました。

競馬回顧

さきたま杯(Jpn2)

アドマイヤオーラ産駒で7番人気のノボバカラが逃げるノブワイルドを捉えて復活のV。4、5歳時に中央でカペラSやプロキオンSを制した実績馬でマイルチャンピオンシップ南部杯でもコパノリッキーの2着になったことも。

今年で8歳になるノボバカラはここ1年近く勝ち星から遠ざかっていて、昨年5月の栗東S以来の勝利。重賞は2016年のカペラS以来3年半ぶりの勝利となりました。

2着には2番人気のブルドックボスが道中5番手から追い上げました。こちらも昨年のJBCスプリント(Jpn1)を制した実績馬で3着は6番人気のノブワイルドが粘りました。結局先週の平安S同様、ダート重賞は人気薄の実績馬が好走し馬券的にも美味しい結果となりました。1番人気のジャスティンは後方から伸びてきましたがコーナーの外を回った分同じ脚色だったブルドックボスに差をつけられてしまい5着でした。小回りへの対応が今後鍵となりそうです。

葵S(重賞)

スピード自慢の若駒が揃った難解な一戦でしたが、1番人気のビアンフェが外目の枠からスピードを活かして先頭に立つと、そのまま逃げ切って優勝しました。これでビアンフェは函館2歳S(G3)に続く重賞2勝目。前走のファルコンSは7着、前々走の朝日杯FSは9着と奮いませんでしたが1200に戻してあっさり勝ってしまうところを見ると母父サクラバクシンオーの特徴が色濃くででいるようですね。キズナ産駒の重賞勝利数はこれで6勝目。1200m~2200mの重賞で勝利していて、得意距離がイマイチわかりませんが母方の特性を引き出すのかもしれませんね。それにしてもビアンフェの馬体重には驚かされました。デビュー戦は502キロでしたが今回558キロで出走してきました。3歳のこの時期に成長が著しいのは同じ母父サクラバクシンオーでG1を7勝したキタサンブラックと少し被ります。確かキタサンブラックもこの時期に30キロほど体重が増えましたからね。

そして2着には同じキズナ産駒の11番人気レジェーロが入りました。こちらも1200mでは(1.3.0.1)母父はロックオブジブラルタルなのでスプリント戦に適性がありそうです。牝馬で体重は390キロ台でしたが33.9の足を繰り出し、昨年の菊花賞で追い込んだメロディーレーンを思い出しました。

内枠が有利と言うことで1枠の2頭、ダイワメジャー産駒のケープゴット(4着)とリアルインパクト産駒のアルムブラスト(6着)に注目していましたが、やや折り合いを欠いていたように見え伸びきれませんでした。

日本ダービー

注目は無敗の2冠がかかる1番人気コントレイルと2番人気サリオスの対決はコントレイルが制して偉業達成しました。コントレイルは単勝1.4倍の支持を集め道中は4~5番手。対するサリオスは中団に位置をとりました。

ペースはどちらかといえばスロー。向こう正面で横山典騎手騎乗のマイラプソティが外から一気に先頭に立ちます。一瞬

「おっ!マイラプソティがこのまま残るんじゃない?」と思いましたが、福永騎手は落ち着いていましたね。

直線に向いてもコントレイルの手綱はもったまま。先にサリオスが外から仕掛け並びかかろうとしましたがコントレイルがすぐに反応しサリオスを3馬身突き放して優勝。史上7頭目の無敗2冠でディープインパクトの代表産駒になりましたね。強い2頭のワンツー。サリオスも3着以下を離していて充分強いです。生まれた時代が悪かったとも言われますが、サリオスがいてこそコントレイルの2冠に価値があると思っています。

「もし位置取りが2頭とも同じような位置だったら」とか「コントレイルが思った位置を取れず外を回ったら」などを考えたりして余韻に浸っています。

馬券は「コントレイルに勝てるのはサリオスしかいない」と考えて、サリオス1着固定の3連単を買っていたのでハズレ。

「3着は別路線組の何かが来るかな」と踏んでいたのですが10番人気のヴェルトライゼンテが入りましたね。大勝負に強い池添騎手は押さえなければなりませんね。

目黒記念

ダービーデーの最後は恒例の目黒記念(G2)が開催。元々東京優駿が目黒競馬場で開催されたことにちなんでダービーと同日に行われてようになったのは2006年から。

ダービーの余韻に十分浸ったあと17:00発走というのが特別な感じがして好きですね。

そして今年の目黒記念は3連勝中だった1番人気キングオブコージが上がり最速の脚で鋭く伸びて優勝。1勝クラスで勝ちあぐねていましたが2000m以上に参戦してから4連勝で重賞初制覇となりました。父はロードカナロア、母父Galileoなので距離が長い方がよかったのでしょう。今までは5番手以内につけて押し切る競馬で勝ちあがってきましたが、今回は縦長の展開の後方4番手。直線も前がごちゃごちゃしていましたが前が空いてからの末脚は素晴らしく、抜け出してからは他馬をよせつけませんでした。今後古馬一線級の馬との対決が楽しみです。

2着の6番人気アイスバブルは父ディープインパクト、母父キングカメハメハ。近走は奮いませんでしたがレーン騎手騎乗&昨年の目黒記念でルックトゥワイスの2着だったので侮ってはいけませんでした。

3着は7番人気のステイフーリッシュ。G3、G2ならトップハンデでも力上位でした。

今週の展望

鳴尾記念

6月の1週目に開催されるようになった2012年以降の傾向をざっと見てみると、半年以上の休み明けで3着以内に入ったのは2016年のステファノス(2着)のみ。ここは順調に使われてきたディープインパクト産駒、ステイゴールド産駒から入るのがよさそう。また前走大敗してる馬がここで好走するのも特徴です。

ディープインパクト産駒が2頭(サトノルークス、ラヴズオンリーユー)ステイゴールド産駒が2頭(トリコロールブルー、パフォーマプロミス)が登録していますが、ラヴズオンリーユー以外は長期休養明けとなっていて難解なレース。

ラヴズオンリーユーはメンバー中唯一のG1馬。前走のヴィクトリアマイルは6ヶ月の休養明けで7着。ただ2000m以上で(4.0.1.0)4走る前の忘れな草賞は同じ阪神2000mということを考えると、コース変わりはプラスだと思います。ただ牝馬は過去10年で1度しか連対していないので人気なら別の馬から入りたいところです。

エアウィンザーはキングカメハメハ産駒ですが母のエアメサイアが阪神2000mのローズSを勝っています。

エアウィンザー自身も阪神芝2000mで(3.1.0.1)と好成績。前走の新潟大賞典は久々で9着でしたが、得意の阪神コースに戻ってあっさり勝ってしまうのでは。

ドミナートゥスはオープン勝ちはないもののここまで9戦して(4.4.0.1)右回りでは底を見せていないのでここでも好走しても不思議ではありません。好調の松山騎手騎乗で人気もなさそうで狙ってみる価値はあると思います。

安田記念

東京競馬場連続G1開催も今週がラスト。ヴィクトリアマイルを楽勝したアーモンドアイ、マイルG1を2勝のインディチャンプ、桜花賞馬グランアレグリアやダノンプレミアムなど豪華なメンバーが揃いました。

過去10年の傾向を見ると1番人気は(3.1.2.4)とまずまずの成績。今年はアーモンドアイが単勝1点台になるのは間違いなさそうです。前走のパフォーマンスは桁違いでした。勢いのあるロードカナロア産駒のもう1頭ダノンスマッシュも気になります。前走京王杯SCはレーン騎手のエスコートで逃げ切り勝ち。この時の2着馬がG1馬のステルヴィオだったことを考えると能力は引けをとらないはず。1200mを中心に使われてきて400m延びて人気もなさそうですが、チャンスはあると思います。

まあここも先週のコントレイルとサリオスの対決同様、アーモンドアイとインディチャンプの対決で3着を当てるレースになりそうな気もしますね。

雑記

Posted by hiyakake