親知らずが生えてきたと思ったら副鼻腔炎だった

2020年5月10日

ここ数日間左上の歯に違和感がありました。

堅いものを思いっきり噛み切ろうとして噛み合わせがおかしくなったような感覚です。

「寝たら治るかな」

2、3日様子を見ていましたが最初よりも痛みが出るように。

堅いもので歯を押したり引っ張られているような感覚で、どれか1本ではなくその付近の歯の数本が同じような痛みです。

仕事中に痛みがさらに増し、晩御飯も食べる気が起こりませんでした。

なんだか頭もフラフラしてきたぞ。

痛みの原因は親知らずに違いない

痛みがある左上の歯を舌で舐めていくと、一番奥に今までなかった突起物があることを確認。

「親知らずめ、君の仕業だな」

ここ数日僕を苦しめた痛みの原因は親知らずに違いないと断定。

親知らずが生えてきたせいで他の歯が押されてその列全体が痛みを発しているのだと。

電車のイスのわずかなスペースに無理矢理座ってくる空気の読めない人のイメージ。

電車のシートで思い出しましたが、「このシートは7人がけです」と書いてある電車がありますよね。

あれどう考えてもキツキツですからね。

最近は新型コロナウイルスの感染防止のためソーシャルディスタンス(社会的距離)と呼ばれるものが定着し、電車の椅子も間隔を空けて座るのが広まってきています。

今まで無理矢理こじ開けて座っていた人はこれを機に振る舞いを直してほしいと思っています。

とりあえず歯医者を予約。

「あ~早く歯医者に行きたいよ~」

親知らずの治療って痛い?すぐなおる?費用は?

悩みがどんどん出てくるのでネットで検索してもよかったのですが、せっかく職場にいるのだから、親知らずを抜いた経験がある同僚に当時の話を聞いて回ります。

「親知らずを抜いたことありますか?」

先輩「あー親知らず4本抜いたで~バキバキグリグリやられるから気持ち悪いわ」

後輩「歯茎切りますよ。しかも麻酔切れたらめっちゃ痛いし顔腫れます」

「う~ん、聞くんじゃなかったかな・・・」

チャットモンチーの親知らずという曲の出だしも

「♪親知らずが生えてきたよ、怖いから歯医者にはいけないし」

と、ポップに恐怖を煽ります。

歌でもそう言うくらいだから誰もが恐怖を感じるくらい地獄のような痛みを伴うものだと認識しました。

経験者の話を聞いて怖くなったからかどうかわかりませんが、歯の痛みが一段と増してきました。

このままだと仕事に支障が出るのでロキソニンを投入し、仕事を乗り切ることに。

覚悟を決めて歯医者へ、診断結果は

仕事が終わりました。

「歯医者頑張ってきてください!」

「痛いけど、また話聞かせて」

会社の先輩後輩からの温かいお言葉と笑顔に見送られ歯医者へ向かいます。

「なんていい同僚達なんだ」

普段はあまり感じることのない感謝の気持ちが芽生えてきます。

歯医者に着きました。

急遽の予約だったため少し待ち時間はありましたが診察台に案内されます。

正面には過去撮影した自分の歯のレントゲンが表示されています。

「こことここがこうなって今痛くなってるんだな」

そんなことを考えていると先生が来ました。緊張が走ります。

「うーん、親知らず生えてるけど関係ないわぁ。虫歯もなしやなぁ。もっかい歯たたくで」

「あ、そこ痛いです」

「鼻の治療かなんかしてる?」

「え?鼻ですか?、確かに年中アレルギー性鼻炎で、定期的に副鼻腔炎になってます。」

どうやら副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で歯に痛みがでることがあるようです。

副鼻腔炎とは上顎と頬、鼻に囲まれた空洞に炎症や感染が起こっている状態で、ちくのうとも言われます。

副鼻腔炎には歯が原因で起こる「歯性上顎洞炎」と、鼻づまりなど鼻が原因で起こる「鼻性上顎洞炎」があるそう。

副鼻腔の中でも上顎洞は上顎の歯に近く、副鼻腔炎になると上顎の奥歯が痛くなることが多いのだとか。

眼の奥や鼻の横に圧迫感がある

これは副鼻腔炎の症状で僕も同じ症状が出ていました。フラフラしていたのはこれか。まるで名探偵コナンのように自分の症状と先生の診断がつながっていきます。

副鼻腔炎による歯の痛みの症状がこちら

  • 上顎の奥歯が痛い
  • 何もしなくてもズキズキする
  • かみ合わせた時に痛む
  • 歯の根が浮いた感じがする

僕の場合は全て当てはまっていました。

とりあえず歯に異常はなくてよかったです。

そして歯医者に行って次の日、副鼻腔炎の処方薬を飲み歯の痛みは治まりました。

同僚に親知らずについて聞きまわり覚悟をして歯医者に行ったもののなんだかあっけない結果になってしまいました。

次に会社で同僚に会った時、親知らずじゃなかったことを告白したらつまらない人間だと思われて嫌われないか心配です。

生活

Posted by hiyakake