【スーパー銭湯でアルバイト】経験者が振り返るメリットデメリット
前回スーパー銭湯のアルバイト、パートの仕事内容について書かせていただきました。
スーパー銭湯でのアルバイトで体験した出来事 サウナのチャンネルは変えれる？
今回は実際に働いていた僕が感じたメリットとデメリットについて書いていきます。
スーパー銭湯で働くメリット
お風呂好きなら、スーパー銭湯で働くメリットは大いにあります。
なぜなら
「風呂に入り放題」
これはうれしいです。特にバイト終わりの風呂は最高でした。
また、営業終了後も入ることを許されていたので、広い露天風呂を独り占めしたり、バイト仲間で一緒に入るのが楽しかったです。
BGMに有線を使っていたので、普段はオルゴールだけど自分たちが入るときは邦楽の最新曲を流して入りました。
たまにいたずらをする社員が、羊を永遠に数え続けるチャンネルや、変なBGMに変えてきたりしましたが・・・
「イベントが多い」
イベントが多いのもスーパー銭湯の特徴
季節にちなんだイベント（餅つき、縁日、クリスマス）等
普段の仕事をしながら季節を感じることが出来ますし、お客さんとより一層触れ合うことが出来ます。
イベント対応は楽しかったですね。
縁日イベントでわたがしやバルーンを作るのにはまりました。
やったことのないことをいろいろやらせてもらえるのは良かったと思います。
「常連さんと仲良くなる」
地域に密着した施設になるので、常連さんと仲良くなれます。
差し入れをもらったり、農家の方から野菜をいただいたり
いいことが多かったですね。
「施設内のスタッフと顔見知りになる」
施設には飲食店、散髪、マッサージ等いろいろなスタッフが働いているので、ヨコのつながりが出来るのもメリットではないでしょうか。
色々な人の趣味や、はまっていることの話を聞くのが自分のプラスになりました。
「ダイエット効果」
巡回清掃のところでも触れましたが、館内を清掃して回る仕事なので結構汗をかきます。
特に浴室内の作業やサウナマット交換作業は、汗を大量にかいて作業するのでダイエット効果がありそうです。体力もついたと思います。
水分補給はこまめにしなければなりません。
仕事にこだわりを持てる
特に巡回清掃業務では仕事にこだわりを持てたのが一番良かった点かなと思っています。
基本的に浴室、脱衣室の清掃は全て任せてもらえます。
なので自分の好きなように、納得のいくまで綺麗にすることができます。
繁忙期は掃除しても一瞬でよごれます。
ずっと動きっぱなしで疲れますが、その分やりがいがありました。
洗い場の桶とイスがきれいにならんでいると気持ちいいですよね？
特にここに力を入れていましたね。
どんなに混んでいても、洗い場だけは常にセッティングされている状態。
なぜここに力をいれたか
自分が散らかっているブースを使うのに抵抗があったから。
何か一つでもこだわりを持てると楽しい仕事かなと思います。
デメリットは
一方でデメリットもあります。
潔癖な人はもしかしたら幻滅するかもしれません。
「人の汚れ、ニオイ」
お風呂は体を綺麗にする場所です。
なので、仕方ないですがかなり汚れたかたが来られます。
汚れやニオイが気になる人は、働くのはあまりお勧めできません。
大便や嘔吐物の処理も多いです。
「水虫のリスク」
スタッフも素足になるので、これは避けられません。
実は僕もスーパー銭湯で働いて人生で初めて水虫になりました。おかしいなと思ったら皮膚科に行きましょう。
家族にうつさないように！
こまめに自分の足を洗っていれば防げたと思います。
「刺青・タトゥーお断り」
とはいうものの、実際は結構無視して入ってきます。
もし見つけたら声をかけて出てもらうのですが
やはりトラブルに発展する場合も・・・
でも半分以上の方は
「ごめんなぁ、すぐ出るわ」
と言ってしたがってくれました。
デメリットでありますが、この経験は今の仕事でも活きています。
「中高生の相手」
友達同士でお風呂に入るとテンションがあがるのでしょうね。
悪い子はめちゃくちゃにします
シャンプーやボディソープを洗い場でぶりまけられたり・・・
正直イライラしてました。
「サウナで足の裏があつい」
サウナのマット交換をするので足の裏がとてもあついです。
やけどまでは行きませんが、足の皮がめくれます。
急病のお客さんの対応をすることも
お年寄りが多いので、お風呂で倒れられる人がいました。
命にかかわるので慌てますし、場合によってはAEDなど応急処置が必要な場合も。
一緒に協力してくれるお客さんもいますし、他のスタッフとも協力して対応するので不安はありません。
焦らず落ち着いて対応しましょう。
これも人生で大きな経験になると思います。
メリットデメリットを挙げましたが、僕は風呂が好きだったのでスーパー銭湯でのアルバイトはやってよかったなと思っています。
次回は実際に起こった出来事を紹介します。
では、失礼します。